シリコンスタジオ<3907>は、1月24日、東京都内で2016年11月期の決算説明会を開催した。決算説明会では、同社の寺田健彦代表取締役社長がまずは説明を一通り行い、その後に質疑応答が行われた。
今回はその中から同社のコンテンツ事業の今期の新作の状況について取り上げたい。
■今期は3本の新作をリリース 協業でヒット効率高める
同社の今期の新作は、3本のリリースが予定されており、「上期に1本、下期に2本」(寺田社長)というペースでのリリースとなるもようだ。
うち現時点でタイトルとして分かっているのは2本で、1つはスクウェア・エニックスとの取り組みとなる『ブレイブリーデフォルト フェアリーズエフェクト』となる。こちらはクローズドβテストが昨年終了している。
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もう1つは、ミストウォーカーコーポレーションとの協業タイトルで、こちらは昨年2月に共同開発を開始したことを発表(関連記事)した。いずれも協業タイトルとなるが、これは重点施策として、協業タイトルを中心としたヒット効率の高い案件の比率を増やすという同社の方針に沿ったものと言えるだろう。
なお、今期については、「売上高で新規タイトルが既存タイトルを超える計画」(寺田社長)とのことだ。
(編集部:柴田正之)
会社情報
- 会社名
- シリコンスタジオ株式会社
- 設立
- 2000年1月
- 代表者
- 代表取締役社長 梶谷 眞一郎
- 決算期
- 11月
- 直近業績
- 売上高45億5400万円、営業利益2億3800万円、経常利益2億4600万円、最終利益2億円(2023年11月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3907