バンナムHD、3Qは営業益32%増と大幅増益を達成 ネットワークエンターテインメントで欧米向け新作好調 海外版『ドッカンバトル』も人気化
バンダイナムコホールディングス<7832>は、2月7日、2017年3月期の第3四半期累計(4~12月)の連結決算を発表、売上高4591億円(前年同期比8.0%増)、営業利益616億円(同32.9%増)、経常利益605億円(同28.3%増)、四半期純利益465億円(同34.3%増)と大幅増益を達成した。
主なセグメントごとの状況は以下の通り。
①トイホビー事業…売上高1460億円(前年同期比9.9%減)、セグメント利益126億円(同27.7%減)
国内及びアジアにおいて収益性の高い商品が人気となった前年同期を下回ったが、各地域において主力となる定番IP商品が好調に推移した。国内は、「機動戦士ガンダム」シリーズや「仮面ライダー」シリーズ、「プリキュア」シリーズなどの定番IP商品が好調に推移したほか、大人層に向けたターゲット拡大やIPラインアップ拡充に取り組むなどIP軸戦略強化に向けた施策を実施した。海外は、アジア地域において「機動戦士ガンダム」シリーズの商品や大人層向けのコレクション性の高い玩具などが人気となった。一方で、一部地域において今後地域特性に応じた展開を推進するため在庫の適正化などの精査に着手した。欧米地域では、「Power Rangers(パワーレンジャー)」シリーズの商品が人気となったほか、現地発IPの商品化を行うなどIPラインアップの強化に取り組んだ。
②ネットワークエンターテインメント事業…売上高2804億円(同23.2%増)、セグメント利益385億円(同102.3%増)
家庭用ゲームソフトにおいて、欧米地域における新作タイトル『DARK SOULS(ダークソウル)Ⅲ』や『ドラゴンボールゼノバース2』の販売が好調に推移した。スマートフォン向けゲームアプリケーション、PCオンラインゲームなどのネットワークコンテンツにおいては、『アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ』などの国内の既存主力タイトルが安定した人気となったことに加え、海外は『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』などのタイトルが人気となった。アミューズメント施設は、主力施設へのリソース集中などにより国内既存店が順調に推移したほか、新業態店舗の強化などの施策に取り組んだ。業務用ゲーム機においては収益改善のための基盤強化に向け様々な施策に着手した。
③映像音楽プロデュース事業…売上高409億円(同8.5%増)、セグメント利益119億円(同18.6%増)
「ガールズ&パンツァー」シリーズが劇場版を中心に人気となり、映像・音楽パッケージソフト、関連商品の販売が好調に推移した。また、映像コンテンツと音楽コンテンツやライブイベントの連動展開を行っているIP「ラブライブ!」シリーズの人気が続いた。このほか、「機動戦士ガンダム」シリーズでは、「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」シリーズの映像パッケージソフトなどが好調に推移した。
④その他…売上高は202億円(同2.7%減)、セグメント利益12億円(同12.1%増)
グループのトイホビー、ネットワークエンターテインメント、映像音楽プロデュースの各戦略ビジネスユニットへ向けた物流事業、印刷事業、その他管理業務などを行っている会社から構成されており、これらのグループサポート関連業務における効率的な運営に取り組んだ。
なお、2017年3月期通期の予想については、第2四半期決算発表時の修正予想から変更なく、売上高5900億円(前期比2.5%増)、営業利益570億円(同14.8%増)、経常利益570億円(同12.3%増)、当期純利益390億円(同12.8%増)の見込み。
主なセグメントごとの状況は以下の通り。
①トイホビー事業…売上高1460億円(前年同期比9.9%減)、セグメント利益126億円(同27.7%減)
国内及びアジアにおいて収益性の高い商品が人気となった前年同期を下回ったが、各地域において主力となる定番IP商品が好調に推移した。国内は、「機動戦士ガンダム」シリーズや「仮面ライダー」シリーズ、「プリキュア」シリーズなどの定番IP商品が好調に推移したほか、大人層に向けたターゲット拡大やIPラインアップ拡充に取り組むなどIP軸戦略強化に向けた施策を実施した。海外は、アジア地域において「機動戦士ガンダム」シリーズの商品や大人層向けのコレクション性の高い玩具などが人気となった。一方で、一部地域において今後地域特性に応じた展開を推進するため在庫の適正化などの精査に着手した。欧米地域では、「Power Rangers(パワーレンジャー)」シリーズの商品が人気となったほか、現地発IPの商品化を行うなどIPラインアップの強化に取り組んだ。
②ネットワークエンターテインメント事業…売上高2804億円(同23.2%増)、セグメント利益385億円(同102.3%増)
家庭用ゲームソフトにおいて、欧米地域における新作タイトル『DARK SOULS(ダークソウル)Ⅲ』や『ドラゴンボールゼノバース2』の販売が好調に推移した。スマートフォン向けゲームアプリケーション、PCオンラインゲームなどのネットワークコンテンツにおいては、『アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ』などの国内の既存主力タイトルが安定した人気となったことに加え、海外は『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』などのタイトルが人気となった。アミューズメント施設は、主力施設へのリソース集中などにより国内既存店が順調に推移したほか、新業態店舗の強化などの施策に取り組んだ。業務用ゲーム機においては収益改善のための基盤強化に向け様々な施策に着手した。
③映像音楽プロデュース事業…売上高409億円(同8.5%増)、セグメント利益119億円(同18.6%増)
「ガールズ&パンツァー」シリーズが劇場版を中心に人気となり、映像・音楽パッケージソフト、関連商品の販売が好調に推移した。また、映像コンテンツと音楽コンテンツやライブイベントの連動展開を行っているIP「ラブライブ!」シリーズの人気が続いた。このほか、「機動戦士ガンダム」シリーズでは、「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」シリーズの映像パッケージソフトなどが好調に推移した。
④その他…売上高は202億円(同2.7%減)、セグメント利益12億円(同12.1%増)
グループのトイホビー、ネットワークエンターテインメント、映像音楽プロデュースの各戦略ビジネスユニットへ向けた物流事業、印刷事業、その他管理業務などを行っている会社から構成されており、これらのグループサポート関連業務における効率的な運営に取り組んだ。
なお、2017年3月期通期の予想については、第2四半期決算発表時の修正予想から変更なく、売上高5900億円(前期比2.5%増)、営業利益570億円(同14.8%増)、経常利益570億円(同12.3%増)、当期純利益390億円(同12.8%増)の見込み。
会社情報
- 会社名
- 株式会社バンダイナムコホールディングス
- 設立
- 2005年9月
- 代表者
- 代表取締役社長 川口 勝
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1兆502億1000万円、営業利益906億8200万円、経常利益1041億6400万円、最終利益1014億9300万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7832