ファンコミ、16年12月期の営業益は4%減の58億円…広告主減少と単価下落の影響で「nend」不振

ファンコミュニケーションズ<2461>は、2月8日、2016年12月期の連結決算を発表、売上高375億1500万円(前々期比4.8%増)、営業利益58億2500万円(同4.7%減)、経常利益58億9600万円(同4.6%減)、当期純利益39億1200万円(同1.0%減)となった。
 

主なセグメントごとの状況は以下の通り。

①CPA型アドネットワーク事業…売上高237億9800万円(前々期比17.1%増)、営業利益48億3000万円(同14.0%増)
各種キャンペーンや広告主に向けて費用対効果を高めるコンサルティング活動を行った。特にA8.net(エーハチネット)は、美容カテゴリにおいて売上高が大きく伸長した

②CPC/ターゲティング型アドネットワーク事業…売上高は129億6300万円(同12.5%減)、営業利益25億3000万円(同19.9%減)
「nend(ネンド)」の利用広告主数の減少及びCPC単価の減少などにより売上高が減少した。

なお、2017年12月期通期の予想については、売上高400億円(前期比6.6%増)、営業利益62億円(同6.4%増)、経常利益62億4000万円(同1.0%増)、当期純利益43億円(同9.9%増)の見込み。
 

 
株式会社ファンコミュニケーションズ
http://www.fancs.com/

会社情報

会社名
株式会社ファンコミュニケーションズ
設立
1999年10月
代表者
代表取締役社長 二宮 幸司
決算期
12月
上場区分
東証プライム
証券コード
2461
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