エイベックスGHD、第3四半期の営業益は6%増の38億円 『おそ松さん』や『キンプリ』などアニメ好調、ライブ動員も増加 「ゲオチャンネル」減損で最終は大幅減
エイベックス・グループ・ホールディングス<7860>は、この日(2月9日)、第3四半期累計(4~12月)の連結決算を発表し、売上高1230億4300万円(前年同期比12.6%増)、営業利益38億0100万円(同6.0%増)、経常利益30億3100万円(同31.3%増)、最終利益1700万円(同96.9%減)だった。
同社では、映像ソフト作品の販売とライヴ動員数が増加したことなどにより、売上高と営業利益、経常利益は前年同期の実績を上回ることになった、としている。定額制映像配信サービス「ゲオチャンネル」の収益性低下に伴い、たな卸資産関連とソフトウエアの減損損失を計上したため、最終利益は大幅な減益となった。
アニメも成長の柱の一つと位置づけているが、『おそ松さん』の映像や音楽のパッケージ商品が大ヒットしたほか、劇場版『KING OF PRISM by PrettyRhythm』がロングラン上映となるなど人気を博した。このほか、『ユーリ!!on ICE』なども第4四半期から寄与してくる見通し。
なお、2017年3月通期の業績予想を下方修正し、売上高1620億円(前回予想1550億円)、営業利益52億円(同60億円)、経常利益43億円(同50億円)、最終利益5億円(同23億円)とした。マネジメント/ライヴ事業及び映像事業が好調で、売上高は予想を上回るものの、「ゲオチャンネル」に関連する減損損失が利益面に影響する。
同社では、映像ソフト作品の販売とライヴ動員数が増加したことなどにより、売上高と営業利益、経常利益は前年同期の実績を上回ることになった、としている。定額制映像配信サービス「ゲオチャンネル」の収益性低下に伴い、たな卸資産関連とソフトウエアの減損損失を計上したため、最終利益は大幅な減益となった。
アニメも成長の柱の一つと位置づけているが、『おそ松さん』の映像や音楽のパッケージ商品が大ヒットしたほか、劇場版『KING OF PRISM by PrettyRhythm』がロングラン上映となるなど人気を博した。このほか、『ユーリ!!on ICE』なども第4四半期から寄与してくる見通し。
なお、2017年3月通期の業績予想を下方修正し、売上高1620億円(前回予想1550億円)、営業利益52億円(同60億円)、経常利益43億円(同50億円)、最終利益5億円(同23億円)とした。マネジメント/ライヴ事業及び映像事業が好調で、売上高は予想を上回るものの、「ゲオチャンネル」に関連する減損損失が利益面に影響する。
会社情報
- 会社名
- エイベックス株式会社
- 設立
- 1988年4月
- 代表者
- 代表取締役会長 松浦 勝人/代表取締役社長CEO 黒岩 克巳/代表取締役CFO 林 真司
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1333億8700万円、営業利益16億3300万円、経常利益15億0600万円、最終利益9億8700万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7860