【ゲーム株概況(4/4)】今期の営業キャッシュフロー黒字化見通しを好感してガーラが買われる アカツキは「テニプリ」新作ゲームの開発発表が刺激に
4月4日の東京株式市場では、日経平均株価は反落し、前日比172.98円安の1万8810.25円で取引を終えた。米国景気の先行きへの期待感の後退やロシアでのテロ事件などで市場の心理が悪化し、朝方からリスク回避の売りが先行した。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、全般に弱含みの推移が目立つ中で、ガーラ<4777>が終日プラス圏をキープした。ガーラは、前日4月3日に2017年3月期の営業キャッシュフローは3億円の黒字になる見通しと発表(関連記事)しており、これで上場廃止の猶予期間入り銘柄の指定が解除されるとの見方から市場の買いを誘ったもようだ。
また、アカツキ<3932>が朝方に一時5000円台を回復するなど買いを集めた。アカツキは、前日4月3日の大引け後にブシロードと共同でアニメ「新テニスの王子様」を題材にした新作スマートフォン向けゲームアプリを開発すると発表したことが材料視された。
ほか、ミクシィ<2121>やサイバーエージェント<4751>、カヤック<3904>などがしっかり。
半面、gumi<3903>やアエリア<3758>、ドリコム<3793>などの下げがきつく、前日は複数の好材料を背景に買われたマイネット<3928>も反落した。『ワールドクロスサーガ』の台湾・香港・マカオでのリリースを第3四半期以降に延期(関連記事)したアクセルマーク<3624>もさえない。
■関連銘柄
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、全般に弱含みの推移が目立つ中で、ガーラ<4777>が終日プラス圏をキープした。ガーラは、前日4月3日に2017年3月期の営業キャッシュフローは3億円の黒字になる見通しと発表(関連記事)しており、これで上場廃止の猶予期間入り銘柄の指定が解除されるとの見方から市場の買いを誘ったもようだ。
また、アカツキ<3932>が朝方に一時5000円台を回復するなど買いを集めた。アカツキは、前日4月3日の大引け後にブシロードと共同でアニメ「新テニスの王子様」を題材にした新作スマートフォン向けゲームアプリを開発すると発表したことが材料視された。
ほか、ミクシィ<2121>やサイバーエージェント<4751>、カヤック<3904>などがしっかり。
半面、gumi<3903>やアエリア<3758>、ドリコム<3793>などの下げがきつく、前日は複数の好材料を背景に買われたマイネット<3928>も反落した。『ワールドクロスサーガ』の台湾・香港・マカオでのリリースを第3四半期以降に延期(関連記事)したアクセルマーク<3624>もさえない。
■関連銘柄
会社情報
- 会社名
- 株式会社アカツキ
- 設立
- 2010年6月
- 代表者
- 代表取締役CEO 香田 哲朗
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高239億7200万円、営業利益26億7600万円、経常利益28億3400万円、最終利益12億8800万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3932
会社情報
- 会社名
- 株式会社ガーラ
- 設立
- 1993年9月
- 代表者
- 代表取締役 グループCEO キム・ヒョンス
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高14億9700万円、営業損益2億9600万円の赤字、経常損益2億6200万円の赤字、最終損益2億3000万円の赤字(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 4777