ガンホー、"ジャパンファースト"からグローバル配信前提に開発方針を変更…第1弾『LET IT DIE』は全世界200万DL突破と好調
ガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>は、ゲームソフト開発の方針から大きく転換している。2016年12月期の決算説明会で明らかにした。
これまでは"ジャパンファースト"、いわば日本にフォーカスしたゲーム開発を行い、そこからカルチャライズやローカライズを施して、北米や中国など海外でリリースしてきたが、グローバル配信を前提としたゲーム開発を中心に行っていく。
家庭用ゲームやスマートフォンも含め、様々な市場に受け入れられる「ユニバーサルデザイン」のゲーム開発を行っているという。北米と欧州市場を考慮したゲーム開発を行い、北米と欧州市場からリリースし、日本を含むその他の地域で配信するモデルとなる。森下一喜社長はゆくゆくは、新作ゲームは世界同時リリースを行っていきたいとしている。
この背景として、国内の家庭用ゲームは大きな伸びが望みづらく、スマートフォンゲーム市場が成熟・安定している状況があるようだ。成長の源泉を世界市場に求める動きといえよう。
方針転換の第一弾タイトルは、『LET IT DIE』となるが、欧州と北米から提供を開始し、当該市場で評価を高め、全世界200万ダウンロードを突破するなど大ヒットタイトルとなった。スマートフォンゲームアプリや家庭用ゲームソフト、VRなど新分野向けの新作で合計10本のパイプラインを抱えているが、幸先の良いスタートを切ったといよう。
これまでは"ジャパンファースト"、いわば日本にフォーカスしたゲーム開発を行い、そこからカルチャライズやローカライズを施して、北米や中国など海外でリリースしてきたが、グローバル配信を前提としたゲーム開発を中心に行っていく。
家庭用ゲームやスマートフォンも含め、様々な市場に受け入れられる「ユニバーサルデザイン」のゲーム開発を行っているという。北米と欧州市場を考慮したゲーム開発を行い、北米と欧州市場からリリースし、日本を含むその他の地域で配信するモデルとなる。森下一喜社長はゆくゆくは、新作ゲームは世界同時リリースを行っていきたいとしている。
この背景として、国内の家庭用ゲームは大きな伸びが望みづらく、スマートフォンゲーム市場が成熟・安定している状況があるようだ。成長の源泉を世界市場に求める動きといえよう。
方針転換の第一弾タイトルは、『LET IT DIE』となるが、欧州と北米から提供を開始し、当該市場で評価を高め、全世界200万ダウンロードを突破するなど大ヒットタイトルとなった。スマートフォンゲームアプリや家庭用ゲームソフト、VRなど新分野向けの新作で合計10本のパイプラインを抱えているが、幸先の良いスタートを切ったといよう。
(編集部 木村英彦)
会社情報
- 会社名
- ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社
- 設立
- 1998年7月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 森下 一喜
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高1253億1500万円、営業利益278億8000万円、経常利益293億800万円、最終利益164億3300万円(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3765