【ゲーム株概況(4/6)】SMBC日興証券の投資判断「1」格上げでグリーが一時762円まで買われる 『ラピクロ』配信開始のAimingは材料出尽くしに

4月6日の東京株式市場では、日経平均株価は反落し、前日比264.21円安の1万8597.06円で取引を終えた。北朝鮮の弾道ミサイル発射をきっかけとした米朝関係の緊迫化から地政学的リスクを嫌気した売り物が広がった。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみてると、全体市場と同様に軟調な銘柄が目立つ中で、グリー<3632>が一時762円まで買われるなど終日プラス圏での推移となった。グリーは、SMBC日興証券が4月5日付で同社の投資判断を「2」から「1」に格上げし、目標株価も590円から900円に引き上げたことが材料視されたようだ。

また、任天堂<7974>が堅調な推移となったほか、ブロッコリー<2706>やケイブ<3760>がプラス圏での着地となった。

半面、前日にiOS版『ラピクロ』の配信開始への思惑から急動意を見せたAiming<3911>は、実際に『ラピクロ』が配信開始となったものの、今度は材料出尽くしとの見方から売られる展開となり、同じく前日に買われたサイバーステップ<3810>も利益確定の売り物に押された。

ほか、アクセルマーク<3624>やドリコム<3793>、モバイルファクトリー<3912>などの下げもきつい。


■関連銘柄
グリー株式会社
http://www.gree.co.jp/

会社情報

会社名
グリー株式会社
設立
2004年12月
代表者
代表取締役会長兼社長 田中 良和
決算期
6月
直近業績
売上高613億900万円、営業利益59億8100万円、経常利益71億2300万円、最終利益46億3000万円(2024年6月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3632
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