ボルテージ、女性向けVR市場は2020年に70億円規模との見方 VRやAR、AI体験を付加した恋アプ開発に取り組む 最適な形や販売方法は模索中

ボルテ―ジ<3639>は、第2四半期(2016年10~12月期)の決算説明会資料で、女性向けVRコンテンツ市場について、70億円規模になるとの見通しを示した。これは「ファミ通ゲーム白書2016」に掲載されていたVRコンテンツ市場の予測から、女性を2割と仮定して算出したものになるとのこと。

同社では、得意とする女性向けの恋愛ドラマアプリ「恋アプ」にVRやAR、AI体験を付加したコンテンツ開発に取り組んでいるという。それを担うのが先に設立されたボルテージ VRだ。『ポケカレAR』や『椅子ドンVR』をリリースしているが、現在、最適なコンテンツの形や販売形態は模索している状況にある、としている。

また、VRコンテンツの立ち上がりに対して質問が出ており、「製品自体の出来には満足しているが、ユーザーの利用状況や特性を理解するまでに時間がかかると考えている。一般女性の中でゲームセンター等、リアルでのVR体験が盛り上がりつつあるため、そのブームに乗っていきたい。」と回答した。 

 
株式会社ボルテージ
http://www.voltage.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社ボルテージ
設立
1999年9月
代表者
代表取締役社長 津谷 祐司
決算期
6月
直近業績
売上高42億5700万円、営業損益8400万円の赤字、経常損益6300万円の赤字、最終損益3900万円の赤字(2023年6月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
3639
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