【ゲーム株概況(4/28)】決算発表を受けて個別株物色…任天堂、カプコン、グリーなどが高い
4月28日の東京株式市場では、日経平均株価は続落。前日比55.13円安の1万9196.74円で取引を終えた。前日の米国が小幅高となったことを受けて、東京市場でも買い先行で始まったが、連休前ということもあり、徐々に利益確定の売りに押されたという。決算発表シーズンということもあり、決算発表を受けての個別物色が中心となったようだ。
こうしたなか、ゲーム関連株も個別物色の動きが目立った。任天堂<7974>がしっかり。4月27日、3月期通期の連結決算を発表し、売上高4890億円(前々期比3.0%減)、営業利益293億円(同10.7%減)だった。減益だったが、営業利益は従来予想の200億円を上回っての着地となった。「Nintendo Switch」ハードの出荷数が想定を上回ったという。
・任天堂の決算説明資料からスマートデバイスビジネスについての内容を抜粋…『マリオラン』は1.5億DLが視野に 今後は年2~3タイトルを継続リリース
・任天堂、17年3月期は売上高、利益とも予想を上ブレ…「Nintendo Switch」の想定を上回る好調で 今期は売上高53%増、営業益2.2倍を見込む
同日決算発表を行ったグリー<3632>も高い。4月27日、2017年6月期の第3四半期累計(7~3月)の連結決算を発表した。第3四半期(1~3月)の営業利益が営業利益が12億円と減益を見込んでいたが、15億円と増益での着地となったことが好感された。新作アプリも好調に推移しており、第4四半期の業績拡大が期待されている模様。
・【速報】グリー、3Qは売上高15%減、営業益53%減で着地 国内ネイティブゲーム成長も海外やブラウザゲームが減少 QonQでは増収、営業増益を達成
・【グリー決算説明会】第3四半期は2四半期連続の増収 ネイティブゲームのコイン消費がここ1年で最高水準 ユーザーに支持されるアプリ開発力に自信
このほか、カプコン<9697>にも決算を受けて買いが集まった。また東映アニメーション<4816>が上方修正したこと受けて、アカツキ<3932>も堅調。上方修正の理由として、『ドラゴンボールZドッカンバトル』が好調と発表したことを受けて期待が集まったようだ。他方、減益だったコーエーテクモHD<3632>はさえない。
・東映アニメ、17年3月期通期予想を上方修正…営業益は77億円→101億円に上ブレ 『ドッカンバトル』などアプリゲームが国内外で予想を上回る
・カプコン、17年3月期は売上高13%増、営業益13%増と2ケタ増収増益を達成 VR対応の『バイオ7』などが貢献 アミューズメント機器で大ヒット誕生も
・コーエーテクモHD、17年3月期は売上高3%減、営業益20%減と減収減益に エンタメ事業で複数タイトルの発売、配信開始が翌期へ期ずれ
こうしたなか、ゲーム関連株も個別物色の動きが目立った。任天堂<7974>がしっかり。4月27日、3月期通期の連結決算を発表し、売上高4890億円(前々期比3.0%減)、営業利益293億円(同10.7%減)だった。減益だったが、営業利益は従来予想の200億円を上回っての着地となった。「Nintendo Switch」ハードの出荷数が想定を上回ったという。
・任天堂の決算説明資料からスマートデバイスビジネスについての内容を抜粋…『マリオラン』は1.5億DLが視野に 今後は年2~3タイトルを継続リリース
・任天堂、17年3月期は売上高、利益とも予想を上ブレ…「Nintendo Switch」の想定を上回る好調で 今期は売上高53%増、営業益2.2倍を見込む
同日決算発表を行ったグリー<3632>も高い。4月27日、2017年6月期の第3四半期累計(7~3月)の連結決算を発表した。第3四半期(1~3月)の営業利益が営業利益が12億円と減益を見込んでいたが、15億円と増益での着地となったことが好感された。新作アプリも好調に推移しており、第4四半期の業績拡大が期待されている模様。
・【速報】グリー、3Qは売上高15%減、営業益53%減で着地 国内ネイティブゲーム成長も海外やブラウザゲームが減少 QonQでは増収、営業増益を達成
・【グリー決算説明会】第3四半期は2四半期連続の増収 ネイティブゲームのコイン消費がここ1年で最高水準 ユーザーに支持されるアプリ開発力に自信
このほか、カプコン<9697>にも決算を受けて買いが集まった。また東映アニメーション<4816>が上方修正したこと受けて、アカツキ<3932>も堅調。上方修正の理由として、『ドラゴンボールZドッカンバトル』が好調と発表したことを受けて期待が集まったようだ。他方、減益だったコーエーテクモHD<3632>はさえない。
・東映アニメ、17年3月期通期予想を上方修正…営業益は77億円→101億円に上ブレ 『ドッカンバトル』などアプリゲームが国内外で予想を上回る
・カプコン、17年3月期は売上高13%増、営業益13%増と2ケタ増収増益を達成 VR対応の『バイオ7』などが貢献 アミューズメント機器で大ヒット誕生も
・コーエーテクモHD、17年3月期は売上高3%減、営業益20%減と減収減益に エンタメ事業で複数タイトルの発売、配信開始が翌期へ期ずれ
会社情報
- 会社名
- グリー株式会社
- 設立
- 2004年12月
- 代表者
- 代表取締役会長兼社長 田中 良和
- 決算期
- 6月
- 直近業績
- 売上高613億900万円、営業利益59億8100万円、経常利益71億2300万円、最終利益46億3000万円(2024年6月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3632
会社情報
- 会社名
- 株式会社カプコン
- 設立
- 1983年6月
- 代表者
- 代表取締役会長 最高経営責任者(CEO) 辻本 憲三/代表取締役社長 最高執行責任者(COO) 辻本 春弘/代表取締役 副社長執行役員 兼 最高人事責任者(CHO) 宮崎 智史
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1524億1000万円、営業利益570億8100万円、経常利益594億2200万円、最終利益433億7400万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 9697
会社情報
- 会社名
- 株式会社アカツキ
- 設立
- 2010年6月
- 代表者
- 代表取締役CEO 香田 哲朗
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高239億7200万円、営業利益26億7600万円、経常利益28億3400万円、最終利益12億8800万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3932
会社情報
- 会社名
- 任天堂株式会社
- 設立
- 1947年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 古川 俊太郎/代表取締役 フェロー 宮本 茂
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1兆6718億6500万円、営業利益5289億4100万円、経常利益6804億9700万円、最終利益4906億0200万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7974
会社情報
- 会社名
- コーエーテクモホールディングス株式会社
- 設立
- 2009年4月
- 代表者
- 代表取締役会長 襟川 恵子/代表取締役社長 襟川 陽一
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高845億8400万円、営業利益284億9400万円、経常利益457億4100万円、最終利益337億9200万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3635