ケイブ、リアルイベント「ドキドキ ケイブの入学式~先生も胸ふくらむ春!~」開催!…VR試遊や新作情報、ユーザー参加イベントと数多くの企画模様をレポート 


ケイブ<3760>は、4月29日、東京・秋葉原でリアルイベント「ドキドキ ケイブの入学式~先生も胸ふくらむ春!~」を開催した。昨年も行われたリアルイベントは、今回「入学式」をテーマとして行われ、イベント開始の午前中から多くのケイブファンが集まった。

ステージイベントでは『ゴシックは魔法乙女~さっさと契約しないさい!』(以下、『ゴ魔乙』)の最新情報の告知や新作情報の発表、昨年も長蛇の列ができたグッズ販売、そして現在制作中のVRゲーム体験試遊イベントと、様々な催しが行われた。『怒首領蜂』等のケイブ代表作を愛するファンはもちろん、VR体験によるスコアアタックイベント等の企画も行われ、初めてケイブの作品に触れた参加者にも「ケイブらしさ」が感じられるイベントとなったようだ。


【関連記事】
・『ゴ魔乙』に次ぐケイブの最新作は少年少女の“戦争”をテーマにした作品に…副社長の池田恒基氏に真相をインタビュー
・ケイブのVRコンテンツの製作情報を公開 「破壊・爽快」をテーマに2017年リリース予定…ムービーも公開に

  
■ステージイベント

会場内には生放送中継されたステージイベントが行われており、新作情報や『ゴ魔乙』の新情報などが発表された。2月に発表された新作についても、副社長池田恒基氏とアートディレクター井上淳哉氏より、新規イラストが公開され、本作のコンセプトや世界観が垣間見える内容となった。開発段階としては、まだ30〜40%くらいだが、これからも作り込んでいき、「これぞケイブ」と思える作品にしたいと池田氏は熱意を語った。


▲芝村氏からも「挑戦的で楽しそうな企画なので乗ってみました」という意気込みのメッセージが届いていた。

▲本作は近未来の日本が舞台となり、とある事件をきっかけに3つの陣営に分かれた少年少女が
お互いの正義を掲げた極限状態での戦うというシリアスな世界観が描かれるという。


▲本作のジャンルは未発表だが、スマートフォンで遊べるMMOとなっている。
また、各陣営の戦局によって物語が変化するマルチストーリー構想となる。

 
ユーザー参加型の催しとしては、昨年の「ブルマいれ」に代わり、今回は「使い魔おっぱい風船割り競争」が行われた。ロザリー、の背丈を再現したマネキンに風船が入っており、池田氏と同社経営企画部長である小倉氏が審査員の中、いかに早く、いかに芸術的に割るかという競技。この突き抜けた競技に、臆することなく参加するユーザーの勇姿に対し、会場からは笑いと温かい拍手で盛り上がりを見せていた。


 
▲風船割りを行っています。
 
『ゴ魔乙』のコラボ情報や、ゲーム内の新展開についても発表される。3月に行われた小林幸子コラボにて特別ステージが追加実装されるほか、『ローゼンメイデン』とのコラボ、Mobageアバターや「終末なにしてますか?忙しいですか?救ってもらっていいですか?」のコラボと5月以降の情報が公開された。


▲特別ステージの配信は5月3日予定。

  
▲ディレクター古川氏からは「『ゴマ乙』もかなり影響を受けている作品となり、1年以上温めていたコラボ」と話す。

▲原作者である枯野瑛氏が『ゴ魔乙』のシナリオ制作にも関わっていた繋がりから実現したコラボだそうだ。


 
 
▲『ゴ魔乙』以外のケイブ作品も今後配信予定となる。
 
コラボ情報のほかにも、ゲーム内の新展開についても発表された。現行で展開されている第8章の次となる新章のテーマは「学園」。ディオール魔法学園を舞台とし、これまでの真少年編とは違ったストーリーが展開されるそうだ。主人公も女の子となり、シューティング部分も違った形が実装されるそうだ。まだ企画段階となり、新ヒロインのオーディション企画などの新しい取り組みも予定している。
 

 


 
■物販コーナー

『ゴ魔乙』を中心に、50アイテム以上のゲームグッズを販売した。オリジナルサウンドトラックやTシャツ、スマホカバー、トートバッグ、抱き枕カバー、イラストブックなど様々な商品が販売され、今回は受注生産として販売された『怒首領蜂』20周年記念スカジャンなど、ファン涎垂ものとなるグッズも拡充されていた。整理券を配布の段階から長蛇の列ができ、品切れとなる商品が続出していた。

 

 
 
 
▲お昼時点にても整理券配布には長蛇の列ができており、物販案内ボードには売り切れ商品もすでに出ていた。


また、今回は「ケイブ学園購買部」も設置され、入学式ならでは?の「乙女の闇市」として、うわばきやたいそうふくも販売されていた。
 

昨年も好評であったガチャコーナーでは、火、水、風、光、闇と各属性ごとに分かれており、こちらも長蛇の列ができていた。会場には缶バッチのたすきをかけたスタッフもおり、自分が欲しいものと交換してもらうこともできるようになってる。

▲昨年同様ガチャには行列でできており、お昼にはほとんどの属性が完売していた。
▲参加者は自分のほしい缶バッジを参加者同士やスタッフと交換ができ、
会場内ではトレードが行われている模様が多く見られた。


 
■弾銃フィーバロンコーナー

4月28日にPS4より配信された『弾銃フィーバロン』も設置されており、配信間もない作品を楽しめるようになっていた。『弾銃フィーバロン』は1998年にアーケードゲームとして稼働していたハイスピード縦スクロールシューティングゲーム。ケイブの他シューティング作品とは毛色が違った本作が、M2社の手によってPS4ダウンロードタイトルとして復活したのだ。会場では試遊兼スコアアタックが開催されるほか、ステージイベントにてトークショーも行われていた。トークショーでは、昨年挙げられた要望に応える形にて、『弾銃フィーバロン』の新提案、『フィーバロン学園』が発表された。




 
▲昨年のイベントで挙がった「ブルマモードを実装して欲しい」という要望に、
一年悩んで考え抜いた結果がこの『フィーバロン学園』だと言う。
 
■VR体験コーナー

昨年に発表されたVRプロジェクト『A.I am a Monster』が試遊体験できるコーナーも設置されていた。本イベントにて初めて体験でき、スコアアタック企画も開催されていることから、順番待ちの行列のほかにもプレイ模様を見物する参加者も多くいた。
 


 
■アーケード試遊コーナー

ケイブのアーケードシューティングゲーム3タイトルの試遊コーナーも。今年が周年にあたる『怒首領蜂』『怒首領蜂最大往生』『デススマイルズ ケイブ祭りver.』が出展されていた。こちらも他の試遊コーナー同様、タイムアタック企画が設けられており、二人同時プレイによるスコア勝負が行われた。
 


 
  
 
■関連サイト 
 

イベント公式サイト



© 2017 CAVE Interactive CO.,LTD.
© 2017 M2 Co., Ltd.
© PEACH-PIH・集英社/ローゼンメイデン製作委員会
© 2017枯野瑛・ue/KADOKAWA/68番島・妖精倉庫
 
株式会社ケイブ
http://www.cave.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社ケイブ
設立
1994年6月
代表者
代表取締役社長 秋田 英好/代表取締役CFO 伊藤 裕章
決算期
5月
直近業績
売上高122億7400万円、営業利益18億7000万円、経常利益19億4300万円、最終利益14億4100万円(2024年5月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
3760
企業データを見る