アイビスモバイル、お絵かきSNSアプリ『アイビスペイント』にディープラーニングを利用した自動色塗り機能を追加



アイビスモバイルは、5月22日、お絵かきSNSアプリ『アイビスペイント』にディープラーニングを利用した線画から自動的に色を塗る機能を追加した。

アイビスペイントは、SNS機能があり日々たくさんの投稿があり、サーバには60万点以上のユーザが作成した作品がある。その60万点以上の作品からディープラーニングの学習に適した作品を約30万点選び、いくつかの事前画像処理を行った上で、アメリカオレゴン州にあるAWSの機械学習用クラウドサーバ(P2インスタンス)を利用し、数か月間のトライアンドエラーによる研究開発により実現したという。

現在は、人物の顔、髪、目、頬、口、人物や物体の境界などが認識しやすくなっていますが、すべてをユーザが期待する色に塗ることはできないため、ユーザ操作による色指定アシスト機能がある。これにより短時間で色塗りをすることができるという。

同社では、ユーザにとって新しい画材で、新たな表現が生まれるのではないかと期待しているという。また、リリース後は、ユーザからアイビスペイントのSNS機能への投稿により、ユーザの線画の動向が分かりさらなる精度向上、多様な人物、物体、風景の線画に対する認識率が向上することが期待できる、としている。
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