7月16日付けの日本経済新聞朝刊は、プロ向け市場「TOKYO AIM取引所」に第1号銘柄として上場したメビオファームの初値が付かなかったと報じている。
メビオファームは創薬ベンチャー。AIMが示した基準値は1200円だったが、56万株の売り注文に対し、買い注文は8000株にとどまり、売買が成立しなかったとのこと。売り気配値は下限の900円まで下がったという。
日本経済新聞朝刊では、メビオが上場時に予定していた新株発行を直前に中止したことで不安感が広がったことに加え、既存株主のベンチャーキャピタルが売り急いだとみられる、と指摘している。