アエリア、モバイルゲーム開発会社グッドビジョンを買収…コンテンツの開発と運用を共同で展開

アエリア<3758>は、6月8日、モバイルフォンゲーム開発会社の株式会社グッドビジョンを株式交換で完全子会社化すると発表した。効力発生日は7月12日で、グッドビジョン1株に対して、アエリア48株を交付する。

グッドビジョンは、ソーシャルゲームの企画・開発、運用を行い、開発実績として講談社と共同開発タイトル「Hot-Dog PALACE」などがある。多数の受託で実績もあり、バーチャルリアリティー(VR)事業にも投資している。さらに松本零士氏の著作物を扱うオッヂピクチャーズと、松本零士氏の新旧コンテンツを利用したVRゲームまたはスマートフォン向けゲームの開発・販売展開を行うことで昨年より合意している。

【関連記事】
講談社、『Hot-Dog PALACE』のiOS版を配信開始 デジタル雑誌『Hot-Dog PRESS』から生まれたスロットバトルRPG


モバイルコンテンツでの運営ノウハウと開発力を培ってきたアエリアと、ソーシャルゲームコンテンツで実績をもち、VR事業も手掛けるグッドビジョンがコンテンツ共同開発と、コンテンツの効率的なサービス運営をすることで、グループのコンテンツ事業の基盤強化に大きく貢献することが期待できる、としている。また、グッドビジョンにとっても両社の経営資源を共有することにより資金面での制約が緩和されるという。

 
株式会社アエリア
http://www.aeria.jp/

会社情報

会社名
株式会社アエリア
設立
2002年10月
代表者
代表取締役会長 長嶋 貴之/代表取締役社長 小林 祐介
決算期
12月
直近業績
売上高226億7100万円、営業利益4億7300万円、経常利益7億5200万円、最終利益4億8000万円(2023年12月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
3758
企業データを見る