スクウェア・エニックスは、本日(6月22日)より配信を開始するスマートフォン向け新作美少女タップアクションRPG『プロジェクト東京ドールズ』において、6月19日に「プロジェクト東京ドールズ 発表会~ドールハウス緊急招集MTG~」を開催した。
このイベントには本作のプロデューサー・塩見 卓也氏と、本作のキャラクターボイスを担当する声優の8名が登壇。本稿では、塩見氏による世界観やゲームシステムの紹介や、声優陣によるトークショーの模様をお届けする。
■アイドルとドール、2つの顔をもつ少女たち
イベントが幕を開けると、MCとして斑目セツナ役の明坂聡美さんが登壇。塩見氏を呼び、世界観やシステムの紹介に移った。
本作の舞台は2017年の東京。ストーリーは「人気急上昇中のアイドルグループ」と「異形の生命体と戦う戦闘組織」という二面性を持つ「DOLLS(ドールズ)」の活躍を描いており、塩見氏は「死んだ者しかドールになることはできない、という設定が見所の一つ。アイドルとダークな設定による二面性に注目してほしい」とコメントした。
戦闘システムはタップによるアクションRPGで、武器種類ごとに決まったタップを行うことで各種攻撃を行うものになっていた。軽快なタップアクションを目指したと語る塩見氏は、上手く攻撃ができた時に発生する追撃シーンも披露。これを見た明坂さんは「戦闘シーンのテンポも良くて爽快感がある」と感想を述べた。
また、各種ゲージが貯まることで発動できる必殺技も公開。これらの必殺技は各キャラクターの衣装に付随してるとのことで、各キャラクターを着飾ることでそれに対応した必殺技を発動できる。基本的な必殺技は一人の少女が美麗なアニメーションと共に発動するが、中には別の少女との合体攻撃も存在するとのこと。これは一定の条件を満たすことで発動でき、これを上手く発動させることが攻略の糸口になると、塩見氏は答えた。
また、塩見氏はドールになると「感情と記憶を失う」という設定があると公開。彼女たちドールに感情を与えるには「フィールの注入」が必要で、これを行うと各種アイテムを手に入れるだけでなく、プレイヤーとの会話セリフが少しずつ変化していくと紹介した。
さらに塩見氏は、ドールの記憶について、ある“鍵”を使用することで封じられた記憶を解除できると紹介。この鍵は「フィールの注入」などで入手でき、彼女たちがなぜドールになったのか、ドールになる前の記憶などを垣間見ることができると語った。
■人気声優7名がキャラクター衣装で登場
世界観やゲームシステムの紹介が終わると、本作でキャラクターボイスを担当する7名(サクラ役の本渡楓さん、ミサキ役のLynnさん、シオリ役の石原夏織さん、レイナ役の久保ユリカさん、ヒヨ役の鈴木絵理さん、アヤ役の竹達彩奈さん、ヤマダ役の遠藤ゆりかさん)の声優が、キャラクターの衣装を着て登壇。
また、今回来ることができなかったナナミ役の佐倉綾音さん、ユキ役の内田真礼さんからはビデオメッセージが届いており、こちらも同じくキャラクター衣装を着ての内容となっていた。
このキャラクター衣装について塩見氏は「ゲーム内の戦闘服をイメージしたもので、“殺戮人形”と呼ばれている」と紹介すると、竹達さんからは「まさか“死”をテーマに着飾っているとは思わなかった」と驚きの声をあげた。また、塩見氏は「この衣装はゲーム開始時に回せるガチャから登場する。序盤に手に入れた場合は比較的スムーズに攻略できる」と紹介した。
各キャラクターの話題になると、石原さんは「私自身おっとりとしたキャラクターは演じたことがなかったが、いざ演じてみると自分の中にしっくりときた。シオリを演じることができて幸せです」とコメント。一風変わったダラけたアイドル、ヤマダを演じる遠藤さんは「ヤマダは本気で歌わないキャラクターで、やるが気ないように歌うのが難しかった。今までで一番難しい収録だった」と当時の思い出を語った。
イベントの最後には竹達さんから「本作はメインヒロインのサクラが死ぬところから始まります。とても衝撃的なシーンですが、話を進める所でその謎も解けていきます。ぜひとも遊んでみて、今後の応援をよろしくお願いします」とコメントし、イベントは幕を下ろした。
■『プロジェクト東京ドールズ』
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会社情報
- 会社名
- 株式会社スクウェア・エニックス
- 設立
- 2008年10月
- 代表者
- 代表取締役社長 桐生 隆司
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高2428億2400万円、営業利益275億4800万円、経常利益389億4300万円、最終利益280億9600万円(2023年3月期)