サイバーステップ、17年5月期は営業益3.7億円と大幅黒字転換…継続企業の前提に関する重要事象が解消 今期は増収ながら大幅減益と保守的予想に
サイバーステップ<3810>は、7月14日、2017年5月期の連結決算を発表、売上高30億9300万円(前々期比76.2%増)、営業利益3億7200万円(前年同期2億8900万円の赤字)、経常利益3億6500万円(同4億100万円の赤字)、当期純利益2億8500万円(同8億2700万円の赤字)と大幅黒字転換を達成した。
4月14日に発表した第3四半期決算発表時の予想に対し、売上高は14.6%、営業利益は6.4%、経常利益は10.6%上回っての着地となったが、これは「オンラインクレーンゲーム・トレバ」の売上が、当初の見込みを上回る水準で推移したことが寄与している。なお、当期純利益については1.8%の上ブレにとどまったが、これは特別損失として、固定資産除却損449万円と関係会社株式評価損1899万円を計上したことが影響している。
なお、今回の決算において、3億7200万円の営業利益を計上し、営業キャッシュ・フローが4億3100万円のプラスとなったため、継続企業の前提に関する重要事象等は解消した
続く2018年5月期通期の予想は、売上高38億円(前期比22.9%増)、営業利益1億万円(同73.1%減)、経常利益8600万円(同76.4%減)、当期純利益2500万円(同91.2%減)の見込み。今後、複数タイトルの開発を計画しているが、現時点でリリース時期等を確定することが困難なタイトルがあり、事業環境が激しいことから、保守的な売上を見込む一方、発生し得る費用は織り込んでいるとのこと。
4月14日に発表した第3四半期決算発表時の予想に対し、売上高は14.6%、営業利益は6.4%、経常利益は10.6%上回っての着地となったが、これは「オンラインクレーンゲーム・トレバ」の売上が、当初の見込みを上回る水準で推移したことが寄与している。なお、当期純利益については1.8%の上ブレにとどまったが、これは特別損失として、固定資産除却損449万円と関係会社株式評価損1899万円を計上したことが影響している。
なお、今回の決算において、3億7200万円の営業利益を計上し、営業キャッシュ・フローが4億3100万円のプラスとなったため、継続企業の前提に関する重要事象等は解消した
続く2018年5月期通期の予想は、売上高38億円(前期比22.9%増)、営業利益1億万円(同73.1%減)、経常利益8600万円(同76.4%減)、当期純利益2500万円(同91.2%減)の見込み。今後、複数タイトルの開発を計画しているが、現時点でリリース時期等を確定することが困難なタイトルがあり、事業環境が激しいことから、保守的な売上を見込む一方、発生し得る費用は織り込んでいるとのこと。
会社情報
- 会社名
- サイバーステップ株式会社
- 設立
- 2000年4月
- 代表者
- 代表取締役社長 佐藤 類
- 決算期
- 5月
- 直近業績
- 売上高29億8600万円、営業損益14億5500万円の赤字、経常損益15億2000万円の赤字、最終損益14億5800万円の赤字(2024年5月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3810