映像プロダクションの太陽企画、HoloLensを使用したコンテンツ「HOLOBUILDER」をリリース・・・複合現実でユーモラスに動くAR作業員を見てみよう


CM制作を中核とした映像プロダクション 太陽企画は、HoloLensを使用したMRコンテンツ「HOLOBUILDER」をリリースした。

制作にはVR/AR/MRの新しい表現や体験の研究開発を行うホロラボとタッグを組んで行っており、企画半月・制作期間1ヶ月で、MRとエンターテインメントを融合したコンテンツとして、日本でいち早くリリースしたという。
 

同コンテンツは、プロダクトが描かれた5枚のカードから1枚を選びテーブル上に設置し、HoloLensをかけてスタートのマーカーを見ると、カードから小さな作業員たちが一斉に出現する。
 

▲HoloLens上ではカードからAR作業員が飛びだす

彼らはテーブルにある障害物を認識して、器用に避けながらビル/カメラ/ケーキ/ペットボトル/船をあっという間に作り上げるというものだ。カードを持ち上げて見ることも、プロダクトに頭を近づければ実際にビルの中やカメラの中を覗くこともできる。
 

▲グラス上では、AR作業員が建設を行っている。


▲AR作業員が完成させた船の中を覗いてみると・・・。

プロダクトやキャラクターを変えれば、さまざまな業種の商品にマッチし、展示などで体験的に商品の仕組み・構造を可視化することができるという。さらにエンターテインメントに振った体験型イベントなどでの使用も可能となる。
 

同社は、今後も新しい技術をいち早く取り入れ、これまで培ってきた映像・CG技術を昇華したデジタルエンターテインメントコンテンツを創出していきたいと説明している。


■STAFF CREDIT

企画 演出 :伊原 亮(太陽企画)
プロデューサー :大石 暉(太陽企画)、仁科 敬介(太陽企画)
コーディング :長峰 慶三(Jolly stics)、伊藤 武仙(HoloLab)、上山 晃弘(HoloLab)
キャラモデリング アニメーション :湯山 陽介(CROME)、阿部 えり佳(CROME)
サウンドデザイン :菊池 陽介(Invisible Designs Lab.)、高木 公知(Invisible Designs Lab.)