小学館とDeNA、デジタルメディア事業を行う共同出資会社MERYを8月8日に設立　記事制作は小学館、システムやマーケティングはDeNAが担当へ

小学館とディー・エヌ・エー（DeNA）<2432>は、本日（8月3日）、デジタルメディア事業を行う共同出資会社MERYを8月8日に設立することを発表した。

これまで小学館とDeNAは、基本合意によりデジタルメディアのあり方について双方の知見を交換し合う形で検証作業を行ってきたが、今回、女性向けファッション情報を中心とするデジタルメディアを共同運営することを目的とした新会社を設立する。

共同出資会社では、記事掲載に至るまでの作成、編集、校閲などのノウハウが必要な業務に関しては小学館が、システム構築やネット上のマーケティングなどのサポートはDeNAが中心となった体制を確立していく。そのうえで、従来の「MERY」における運営体制を抜本的に刷新のうえ、全ての記事を新たなプロセスに則り作成し、新しい「MERY」の誕生を目指す。

また、共同出資会社は、小学館のデジタルメディアに対するアドバイザリーや分析などのサポート業務も行う。なお、非公開化前の「MERY」で生じた諸問題については、引き続きペロリが対応する。

なお、新しい「MERY」では、非公開化前の「MERY」の記事は一切使用しないとしている。

＜共同出資会社の概要＞
会社名：株式会社MERY
所在地：東京都千代田区一ツ橋2-3-1
設立日：2017年8月8日
資本金等：6億5万円（資本準備金を含む。出資比率は小学館：66.66％、DeNA：33.34％）
代表者：代表取締役社長 山岸 博（小学館 取締役副社長）
事業内容：「MERY」の運営、小学館メディアのサポート業務、新デジタルメディアの開発