【ゲーム株概況(8/31)】『アイマス SideM』最新作の開発担当でアカツキが1万円大台を回復 決算発表控えるエイチームとgumiも買われる

8月31日の東京株式市場では、日経平均株価は続伸し、前日比139.70円高の1万9646.24円で取引を終えた。米国や中国で良好な経済指標が発表されたことや、為替が1ドル=110円台後半まで円安方向に振れたことで、輸出関連株などを中心に買いが先行した。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、アカツキ<3932>が朝方から4日ぶりの大幅反発となり、終値ベースで1万円の大台を回復した。アカツキは、バンダイナムコエンターテインメントが前日8月30日より配信開始した『アイドルマスター SideM LIVE ON ST@GE!』の開発を同社が担当していることが明らかになった(関連記事)ことが買い材料となったようだ。

また、エイチーム<3662>やgumi<3903>、ケイブ<3760>なども買われた。エイチームとgumiはまもなく5~7月の決算発表シーズンを迎える銘柄であり、特にエイチームは前四半期の決算で四半期売上高が100億円の大台に迫るなど好調な推移となっていたことから、決算発表への先回り買いの動きが出ている側面もあるもよう。

半面、ブロッコリー<2706>とKLab<3656>が続落し、ガンホー<3765>やボルテージ<3639>、モブキャスト<3664>などもさえない。


■関連銘柄
株式会社アカツキ
http://aktsk.jp/

会社情報

会社名
株式会社アカツキ
設立
2010年6月
代表者
代表取締役CEO 香田 哲朗
決算期
3月
直近業績
売上高239億7200万円、営業利益26億7600万円、経常利益28億3400万円、最終利益12億8800万円(2024年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3932
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