リベルとビクターエンタテインメントは、『アイ★チュウ』の舞台化作品「アイ★チュウ ザ・ステージ」において、9月10日に千秋楽公演を実施し、新たなライブや舞台公演の開催を発表した。
11月25日(土)にはZepp Tokyoでの2.5Liveの開催、2018年2月には再び「アイ★チュウ ザ・ステージ」がサンシャイン劇場にて開催される。
また、アイ★チュウは12月9日(土)に日テレらんらんホールにてゲーム内登場の人気ユニット「POP’N STAR」のソロライブ『POP’N STAR CARNIVAL!』を開催することも決定している。こちらの公演は今回のアイ★チュウ ザ・ステージとは違い、ゲーム内キャラクターを演じている声優の村瀬 歩(華房 心役)・天﨑 滉平(神楽坂 ルナ役)・山本 和臣(及川 桃助役)の3人が登場し、LIVE・生ドラマ・トークなどを行う。
<以下、プレスリリースより>
■特報①
「LIVE!! アイ★チュウ The Stage ~étincelle~」
【日時】2017年11月25日(土)
昼の部 開場 13:00/開演 14:00
夜の部 開場 17:30/開演 18:30
【会場】ZeppTokyo
【出演】 F∞F・・・ 愛童星夜:飯山裕太/湊奏多:丸目聖人/御剣晃:小波津亜廉
Twinkle Bell・・・ 枢木皐月:石渡真修
IB・・・ノア:佐川大樹/レオン:結城伽寿也/黎朝陽:登野城佑真/ラビ:辻凌志朗 /リュカ:田中晃平
ArS・・・日下部虎彦:綾切拓也/桃井恭介:古畑恵介/鳶倉アキヲ:八島諒/海部子規:山内圭輔/折原輝:荒一陽 /若王子楽:中島拓斗
POP'N STAR・・・華房心:設楽銀河
※出演者は予告なく変更となる場合がございます。
【チケット料金】全席指定 7,000円(税込・当日入場時に別途ドリンク代として500円が必要です)
【チケット先行抽選販売】
・申込期間 9/14(木)10:00~9/24(日)
・9/11(月)12:00公開
■特報②
「アイ★チュウ ザ・ステージ」
2018年2月、サンシャイン劇場にて公演決定!
ライブレポート
iOS/Android向け恋愛リズムアドベンチャー「アイ★チュウ」の舞台化作品「アイ★チュウ ザ・ステージ~Stairway to Étoile~」大千秋楽が2017年9月10日(日)にサンシャイン劇場にて開催された。
「アイ★チュウ」は女性ユーザーを中心に大人気のiOS/Android向け恋愛リズムアドベンチャー。ユーザーはとある有名芸能事務所が設けたアイドルの卵(アイチュウ)を育成する学園「エトワール・ヴィオスクール」の教師兼プロデューサーとなり、アイチュウ達を一人前のアイドルとして成長させる。ゲーム内には9組のユニット、総勢32名のアイチュウが登場し、彼等との恋愛を楽しむことが出来る。現在、ストーリーが進行し第一部が終了し、第二部が開幕している。今回の公演にはその中から17名のアイチュウ達と、5名の舞台オリジナルのキャラクターが登場した。
舞台の幕が開けると、そこにはF∞F・Twinkle Bell・I♥B・ArSが凛々しい姿で立っている。そんな中ステージの上の舞台上から愛童 星夜が「みんな、今日は俺達が通うエトワール・ヴィオスクールの学園祭『エトワール フェスティヴァル』に来てくれて、本当にありがとな!」と声を上げ、ステージにそろう全員で『We are I★CHU!』の披露へ。キャラクターの制服を再現した衣装に身を包んだキャスト達がアイ★チュウのテーマ曲たる楽曲を生の歌とダンスで披露すると、会場の空気は瞬時にアイ★チュウ世界へと様変わりした。
楽曲が終わると登場ユニットがそれぞれ個性豊かな自己紹介を展開する。が、その後ろで何やら愛童 星夜に耳うちをする人物の姿が。今回のオリジナル登場人物である新人代理プロデューサー二夕川 諭吉だ。彼の登場とスクリーンに映し出されたクマ校長により場は展開し、アイチュウ三期生達が「輝け!サンシャインキラキラ新人アイドルコンテスト」に参加するという今回の舞台のメインイベントが明かされた。このコンテストは会場にいるお客さん達のガチ投票により予選通過の順位が決まり、その結果に基づいて披露される本番のショーでもお客さん達のガチ投票によって優勝グループが決まり、優勝グループには超大物ソングライター飯田橋ジェイムズおさみ書き下ろしの新曲が贈呈され、公演の最後にその曲を披露できるとのこと。と、説明が終わると華房 心がスーツに身を包んだ業界人らしい男性と共に登場。心と共に現れた彼こそが飯田橋ジェイムズおさみであり、アイチュウ達は彼の楽曲の争奪戦を繰り広げることになるのだ。舞台の進行と連動した脚本に客席はにわかに盛り上がる中、アイチュウ達は自分のグループこそが飯田橋の楽曲を歌うのだと気合いを入れると、ステージは暗転し場面は次の場面へと移行した。
次の場面ではアイチュウ達とステージオリジナルキャラクターのコンテスト主催者池袋 太陽が登場し、個性爆発なトークを繰り広げる。その中で二期生である華房 心のコンテスト参加も表明され、それぞれが決意を固めて退場していく。と、皆が去った後に遅れてやってきた海部 子規と鳶倉 アキヲが登場し、子規によるお決まりのセリフと決めポーズが披露されたりと、アイチュウらしい愛嬌あふれる展開も挟まれた。
次の場面ではとうとう予選が始まる。舞台オリジナルキャラクターであるコンテスト司会の田中 実により概要が説明され、ArS『ベリーベリー愛しい人』を皮切りにI♥B『Dear my precious friend』・Twinkle Bell『Funk-a-beat』・F∞F『Viva! Carnival!』・華房 心『Joker Dream』と順に楽曲が披露されていく。そのクオリティはゲームのキャラクターが現実になったかの様に高く、楽曲が披露されるたび会場の熱も高まって行く。が、そんな熱い展開の横でコンテスト主催陣達が何やらバタバタと騒がしい。全ての楽曲の披露が終わると、池袋によりそのバタバタの理由が判明。なんとコンテストの賞品である楽曲の楽譜、しかも世界に一つしか無い手書きのオリジナルが無くなったというのだ。ステージがその事実に騒然とする中、投票時間兼休憩時間として20分の時間が設けられ、一度幕が下ろされる。コンテストの結果だけではなく楽譜の行方という新たな展開に客席は盛り上がる中、舞台は二部へと進行していったのだった。
そうして20分の休憩時間の後に開幕する第二部。楽譜はまだ見つかっておらず、アイチュウ達は戸惑っている様子を見せる。が、そこにフランスの姉妹校に研修に行っているプロデューサーからの電話がかかってくることがわかり、場の空気は一転する。この電話は公演ごとに違うアイチュウにかかってくるようで、今回電話を受け取ったのは黎 朝陽。朝陽はプロデューサーの気遣いに喜びながらも彼女を心配させないように弱気な性格ながらも気を使い、朝陽からプロデューサーへの愛の深さを伺える一幕となった。その様子を見ていた他のアイチュウ達も、たとえ楽譜が見つからなくても全力で歌う決意を固め、コンテストは中断されること無く進んでいくことになる。
そうして舞台は本選へ。その日のお客さんの投票の結果で順位が低いユニットから披露するという一幕、この日の千秋楽は1位から順にArS・F∞F・I♥B・Twinkle Bell・華房 心となり、5位から順に曲を披露することに。5位の心は発表された瞬間膝をついてしまったが、楽曲になると持ち直しキュートに『さよならメモリーズ』を披露。続くユニットも『ミラクル☆トゥインクル』・『Fly Fly!』・『I am a HERO!』・『手を伸ばせ!』と順にそれぞれの個性を生かした楽曲を披露した。大千秋楽ということでその力の入りようは素晴らしい物があり、客席の熱も高まる一幕となった。
本選の歌の披露が終わると、ステージは飯田橋の控室に様変わりする。うなだれる飯田橋に華房 心、そして愛童 星夜が語りかける。最初は頑なでつっけんどんな態度であった飯田橋だが、二人の希望に満ちた想いに態度を軟化させ、実は楽譜は無くなっておらず、歌詞が間に合わなかったため紛失したと偽っていたことを告白する。その上で星夜に作詞を手伝って欲しいと告げる飯田橋に星夜は二つ返事で了承し、心は残るアイチュウ達へ事情を誤魔化して伝えるために去って行く。星夜と心の掛け合いは二人の純真さ・ひたむきさを感じさせるもので、会場は温かい空気に包まれた。
二多川に飯田橋の楽屋に入るところを目撃されたせいで、心が他のアイチュウ達と妙な空気になる一幕が挟まるが、真摯な言葉でその問題は解決され、舞台は本選の結果発表へ。本選の結果はデシベル測定器により観客の声援の大きさを計りその数値によって決定される。それぞれ応援するグループへ客席は全力で声援を送り、その結果が今まさに出るという段階でギリギリまで作詞をしていた星夜が登場。楽曲の完成、もとい楽譜の発見を告げて円満に結果発表へ。結果は予選の結果から大逆転を果たし華房 心がこの日の勝者となることになり、心による新曲『Brand New Day!!』が披露される。
心の歌う『Brand New day!!』は舞台の内容と重なり客席には感慨深い空気が流れる。間奏に入るとは他のアイチュウ達も舞台袖から現れ、心と踊りを披露しはじめる。ラストシーンでは心に向かい全員がひざまずき、大千秋楽の勝者に相応しい輝かしいステージとなった。大歓声の中楽曲は終了し、舞台はエピローグへ。アイチュウ達が勢ぞろいし、しかし心の姿だけはみえない。と、帰り支度を終えた心が歩いているのを見つける星夜。皆が知らない所で一人奮闘していた心へ星夜がハグをし、その二人を全員がハグしと、感動的な空気でエピソードは終了となった。エンドロールはオープニングと同じ『We are I★CHU!』が披露され、この日の公演は終了……とはならずサプライズ演出が。全公演を通じての得票数が最大だった総合優勝ユニットとしてArSが祝福を受け、さらに大盤振る舞いの全ユニットそれぞれの『Brand New Day!!』が披露されることに。それぞれのユニットが大千秋楽を象徴するような熱いステージングを見せ、大阪・東京都続いたステージは大団円での幕引きとなった。
と、全てが終わったかのように見えたがスクリーンに映像が映し出される。映しだされたのは特報文字で、11月25日(土)にZepp Tokyoにてアイ★チュウ ザ・ステージのLIVE開催が決定したことと、2018年2月に再び『アイチュウ ザ・ステージ』がサンシャイン劇場にて公演決定したことが告知される。最後の最後に大きなニュースが披露され、4時間にも及ぶ夢のステージは終わりを迎えた。
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会社情報
- 会社名
- 株式会社リベル・エンタテインメント
- 設立
- 2006年9月
- 代表者
- 代表者 林田 浩太郎
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高50億9600万円、経常利益11億0700万円、最終利益8億2900万円(2021年12月期)
- 上場区分
- 非上場