【RAGE vol.5】3代目チャンピオンは山形の若旦那「Surre選手」に決定! 友人対決にファイナリスト経験者、東西対抗と激戦の内容をレポート


CyberZとエイベックス・エンタテインメントは、9月18日、東京ビッグサイトにて、国内最大級のeスポーツイベント「RAGE vol.5 with シャドバフェス」を共催した。
 
【RAGEとは】
CyberZとエイベックス・エンタテインメントが年間を通して運営する、複数ジャンルのゲーム最強王者を決める"次世代型 esports大会"。これまで、Super Evil Megacorpのモバイルゲーム『Vainglory』、カプコンの『ストリートファイターV』、コナミデジタルエンタテインメントのサッカーゲーム『ウイニングイレブン 2017』、Cygamesの『Shadowverse』を競技タイトルとしてして採用している。決勝大会では、それぞれの予選大会を勝ち進んできたプレイヤーが一堂に会して、各タイトルの王者を目指し熱い闘いを繰り広げる。


当日は、Cygamesの本格スマホカードバトル『Shadowverse』を種目として採用したe-Sports大会「RAGE Shadowverse Wonderland Dreams GRAND FINALS」(以下、「GRAND FINALS」)がメインステージで行われるほか、公式グッズの先行販売や有名コスプレイヤーとのフォトイベント、展示コーナー、さらに『スーパーマリオ オデッセイ』の国内初体験ブースの出展など、一日通して楽しめるイベントとして実施。本稿では、主にメインステージで行われた「GRAND FINALS」についての模様をお届けしていく。

また、「GRAND FINALS」の試合については下記の「OPENREC.tv」から視聴が可能となっている。

●OPENREC.tv
RAGE Vol.5 Shadowverse Wonderland Dreams GRAND FINALS:https://www.openrec.tv/live/EkQbuPnAQNG
 
 
 
なお、メインステージ以外で行われていたイベントについては下記の関連記事を参考にしていただきたい。

【関連記事】
【RAGE vol.5】豪華コスプレショーや有名プレイヤー対戦会など会場イベントをレポート…ベルエンジェルのお守りなど先行販売のグッズも多数


今回の「GRAND FINALS」の幕開けは、『Shadowverse』の楽曲を、箏、尺八、三味線、太鼓、ギターで演奏する6名によって彩られた。


▲RAGEの決勝大会では、試合のほかにライブパフォーマンスやコスプレショーなどが行われることも恒例となってきている。

続いて、総合司会の武井壮さん、アシスタントMCの宮崎瑠依さん、実況・解説を務めたぽるんがさん、kuroebiさんが登壇。開会宣言や挨拶の後、「GRAND FINALS」の選手紹介が行われた。


▲武井さんは、「RAGE vol.4 GRAND FINALS」に続き2度目の総合司会となる。


▲アシスタントMCを務めた宮崎瑠依さん。


▲『Shadowverse』のイベントや大会ではお馴染みとなった、実況・解説のぽるんがさん(写真左)とkuroebiさん(写真右)。


▲さらに、写真下段左から順にゲストコメンテーターとして声優の植田佳奈さん(ビューティ&ビースト役)、佐倉薫さん(イザベル役)、優木かなさん(アリサ役)、上段左から順にEnjuさん(RAGE vol.4 チャンピオン)、まさん(RAGE vol.3 チャンピオン)らが登場した。

【出場選手紹介】

●Surre選手(オフライン予選東京大会ファイナリスト)
使用クラス:
①ヴァンパイア
②ネクロマンサー
③ドラゴン


●kira選手(オフライン予選東京大会ファイナリスト)
使用クラス:
①ウィッチ
②ネクロマンサー
③ビショップ


●りんご選手(オフライン予選大阪大会ファイナリスト)
使用クラス:
①ネクロマンサー
②ビショップ
​③ドラゴン


●ファント選手(オフライン予選大阪大会ファイナリスト)
使用クラス:
①ウィッチ
②ネクロマンサー
​③ロイヤル


●オチ選手(オフライン予選東京大会ファイナリスト)
使用クラス:
①ヴァンパイア
②ロイヤル
​③ネクロマンサー


●misobon選手(オフライン予選東京大会ファイナリスト)
使用クラス:
①ビショップ
②ウィッチ
​③ネクロマンサー


●あぐのむ/SVG 選手(オフライン予選東京大会ファイナリスト)
使用クラス:
①ネクロマンサー
②ビショップ
​③ドラゴン


●tizin選手(オフライン予選大阪大会ファイナリスト)
使用クラス:
①ロイヤル
②ヴァンパイア
​③ウィッチ

※各選手の使用デッキ詳細についてはこちらのRAGE公式サイトにて公開。

【対戦ルール】
・それぞれクラスの異なる3デッキを事前に登録(※デッキは事前公開されている)
・試合は最大5バトルのBO5(Best of 5)で行われ、先に3バトル勝利した選手が試合に勝利
・1バトル目ではお互い自分の登録した3つのデッキから好きなデッキを選択し、2バトル目以降、既に勝利したデッキは同じ試合で再び使用することはできない
例:「エルフ」と「ロイヤル」「ウィッチ」の3デッキを用意し、1バトル目を「エルフ」で勝利した場合、それ以降のバトルで「エルフ」は使えなくなる。

【賞金】
優勝:400万円
準優勝:100万円
3位:50万円
4位:30万円
5位タイ:各15万円
<プレイオフ>決勝戦敗退:7.5万円
<プレイオフ>1回戦+2回戦敗退:3.5万円
<予選>スイスドロー5勝2敗:各1万円


▲ゲーム内で事前に行われた優勝予想キャンペーンでは、圧倒的な票数がりんご選手に集まっていたことも明かされた。
 

■各選手使用クラスがバラけた1回戦4試合を振り返り


【1回戦 第1試合】
Surre選手 vs kira選手


『Shadowverse』を始める以前からの友人同士の対決となった第1試合。1バトル目は、序盤こそkira選手が有利に展開できていたものの、超越ウィッチのキーカードである「次元の超越」「フレイムデストロイヤー」を終盤まで引き当てることができなかったことでSurre選手が中盤以降に盛り返す結果となった。しかし、2バトル目は逆にSurre選手が4ターン目まで動けないという展開に。その後は、Surre選手がkira選手の獅子ビショップを2タテする形で準決勝へと駒を進めた。


 
[試合結果]
○ネクロマンサー vs ウィッチ●
●ドラゴン vs ウィッチ○
○ヴァンパイア vs ビショップ●
○ドラゴン vs ビショップ●

勝者:Surre選手

【1回戦 第2試合】
りんご選手 vs ファント選手


第2試合には、前述した優勝予想キャンペーン第1位かつRAGE vol.3ファイナリストであるりんご選手が登場。比較的、速度の早いアグロ~ミッドレンジタイプのデッキを多めに採用したファント選手だったが、ここはGRAND FINALSトーナメント抽選会(関連記事)でもりんご選手が「守っているデッキを使用しているときの攻めへの転換のタイミングには自信がある」とコメントしていた通りの展開を見せ、ファイナリスト経験者の威厳を見せつける結果となった。


▲りんご選手は2度目の出場ということもあり、試合前の紹介VTRも手慣れたもの。このために自分でスケジュール表を制作したとのこと。

 
[試合結果]
○ドラゴン vs ロイヤル●
○ネクロマンサー vs ロイヤル●
○ビショップ vs ウィッチ●

勝者:りんご選手

【1回戦 第3試合】
オチ選手vs misobon選手


misobon選手はファミ通CUP2017のファイナリストで超越ウィッチの熟練者としても知られる。対するオチ選手は、コントロール寄りのデッキを得意とするmisobon選手が相手とのことで対策として1コストフォロワーを厚めに入れたアグロデッキを3つ持ち込むという特徴的な構成に。試合は、1バトル目はオチ選手の電光石火の攻撃をmisobon選手のニュートラルウィッチが凌ぎ切るも、2バトル目は防ぎ切れず、続く3・4バトル目も攻めのオチ選手、守りのmisobon選手と譲らぬ攻防が繰り広げられた。最後は、僅か1点の差でmisobon選手が差し切っての勝利となった。

 
 
▲オチ選手のデッキは全てに1コストのフォロワーを8~9枚採用、フォロワーとスペルのバランスも共通させるという徹底したmisobon選手対策が伺えたが、misobon選手が見事にそれを躱す形となった。

[試合結果]
○ウィッチ vs ヴァンパイア●
●ビショップ vs ヴァンパイア○
○ビショップ vs ロイヤル●
●ネクロマンサー vs ロイヤル○
○ネクロマンサー vs ヴァンパイア●

勝者:misobon選手

【1回戦 第4試合】

あぐのむ/SVG選手 vs tizin選手


あぐのむ/SVG選手は、先に準決勝への進出を決めたりんご選手と同じチームに所属して調整を行っていたこともあり、3デッキ全てが同じ構成。出だしこそドラゴンで好調なスタートを切ったあぐのむ/SVG選手だったが、2バトル目にtizin選手がアグロヴァンパイアで勝利してからは流れが一転。続く3バトル目には、ロイヤルのフォロワーが持つ「潜伏」の能力と進化を有効に活用したプレイングに注目が集まった。最後は、tizin選手のニュートラルコントロールウィッチが、あぐのむ/SVG選手の獅子ビショップの猛攻を凌ぎ切って制する結果となった。

 
 
▲試合前は、練習量には自信があると語っていたあぐのむ/SVG選手だったが、大舞台での経験を通じて「まだまだ足りなかった」と振り返った。

[試合結果]
○ドラゴン vs ヴァンパイア●
●ネクロマンサー vs ヴァンパイア○
●ネクロマンサー vs ロイヤル○
●ビショップ vs ウィッチ○

勝者:tizin選手
 

■玄人も思わず唸る名試合連発の準決勝戦


【準決勝 第1試合】
Surre選手 vs りんご選手


1バトル目は、Surre選手がネクロマンサーの「魔将軍・ヘクター」を警戒する立ち回りで勝ちへの道筋を探るも、これに粘り強く抗ったりんご選手が押し切って勝利。



2バトル目も、序盤から好調に攻めるりんご選手がそのままの流れで制するかと思われたが、8ターン目にSurre選手が起死回生の一手に打って出る。何もなければ次ターンでりんご選手の勝利というところまできていたが、「ベルフェゴール」から狙った「黙示録」を引き当て、アミュレット「黒死の仮面」が置かれたことで勝ち切ることができなくなり、見事な逆転劇となった。



3バトル目は、Surre選手のランプドラゴンに搭載されている「バハムート」の対策として、りんご選手が「彷徨の詩人・エルタ」を進化さえたところで解説席から「エルタは自身のカードのファンファーレ効果も無効化してしまう点に注意したい」とコメントがあったが、りんご選手はミスを生まないようエルタが進化状態で盤面に残っている際は"左手を挙げておく"という対策をしているという情報も。kuroebiさんは「本能的なところを意識して抑え込んでいくことも大舞台の試合では重要なポイントとなる」と語った。



序盤こそカードが揃わず苦しい展開を強いられたりんご選手だったが、中盤以降は獅子ビショップの強みを活かして一気にフォロワーを展開し、返し切れない盤面を作り上げての勝利となった。



ラストの5バトル目までもつれ込む形となった準決勝 第1試合。互いに「魔将軍・ヘクター」や「バハムート」といったキーカードを温存しながら勝利の一手を狙った攻防が続く。「巧妙な罠を張り合ったうえで見切っている」と評される名試合に。ここまで勝ち残った選手である以上、構築・プレイングに熟練しているのはもちろんだが、その中でも特にハイレベルな応酬が繰り広げられた1戦となった。試合後、りんご選手は「手順を間違えていなければ勝てた場面もあったかもしれないのでとても悔しい」と悔しさを滲ませた。


[試合結果]
●ドラゴン vs ネクロマンサー○
○ヴァンパイア vs ビショップ●
○ドラゴン vs ビショップ●
●ネクロマンサー vs ビショップ○
○ネクロマンサー vs ドラゴン●

勝者:Surre選手

【準決勝 第2試合】
misobon選手 vs tizin選手


互いにフォロワーを盤面に残すと一気に押し切られるような展開も考えられたため、序盤から激しい盤面の取り合いが繰り広げられる。そんな中、tizin選手の「旅ガエル」と「ダラダラ天使・エフェメラ」は「潜伏」効果を持つため手を出すことができず、misobon選手が苦しい展開に。なんとかリーダーを守るために「守護」フォロワーを展開するも、これをスペルにより突破されtizin選手が先に相手リーダーの体力を削り切った。



tizin選手は、1バトル目の勢いそのままに4ターン目から早くも盤面をいっぱいにするアグレッシブな動きを実現し、一気に押し切る姿勢を見せる。試合後、まさんは「tizin選手は、相手リーダーの体力を減らすだけでなく、盤面をひっくり返される可能性がある場面でしっかりと相手フォロワーを処理するという緩急が素晴らしかった」とコメントした。



3バトル目は、互いに潤沢な手札で様々な戦略が考えられる試合に。決め手となったのは、misobon選手が放った2枚目の不死の大王で、ここから「骨の貴公子」などを組み合わせて盤面を制圧し、次に繋げる形で1勝を盛り返した。



ここから巻き返しを図りたいmisobon選手だったが、マリガンから5コストカードが大量に重なってしまうという思わぬ事態に直面。中々カードが噛み合わない中、tizin選手が相手の隙を見逃さず勝利し、決勝戦へと駒を進めた。


[試合結果]
●ウィッチ vs ロイヤル○
●ネクロマンサー vs ヴァンパイア○
○ネクロマンサー vs ウィッチ●
●ウィッチ vs ウィッチ○

勝者:tizin選手
 

■3位決定戦でファイナリスト経験者同士のドリームマッチが実現


【3位決定戦】
りんご選手 vs misobon選手



決勝戦の前に行われた3位決定戦では、RAGE vol.3のファイナリストであるりんご選手と、ファミ通CUP2017のファイナリストであるmisobon選手が激突。試合は、1バトル目から「魔海の女王」「バハムート」「連なる咆哮」といった強力コンボで流れを掴んだりんご選手が、1回戦に続き、この日、2度目となる3連勝で第3位となった。

 
[試合結果]
○ドラゴン vs ビショップ●
○ネクロマンサー vs ウィッチ●
○ビショップ vs ウィッチ●

第3位:りんご選手

 

■まさん、Enjuさんに続く3代目チャンピオンはどちらの手に……!?


【決勝戦】
Surre選手 vs tizin選手
 


決勝戦は、ここまで丁寧なプレイングが随所に光るSurre選手と、ファイナリストで唯一ネクロマンサーを使用せず冴え渡る構築で勝ち上がったtizin選手の対決に。


▲ステージには、優勝者に贈られるトロフィーも登場。


▲試合前にはスポーツマンシップに則り固い握手が交わされた。

1バトル目は、tizin選手のロイヤルに採用されている「旅ガエル」が準決勝戦に続き大活躍。さらに、5ターン目の「マスタークノイチ」から6ターン目に大ダメージを叩き出し一気に勝利を手にした。Surre選手は「潜伏」への対抗手段が「よろめく不死者」しかなかったのがデッキ相性的にも痛手となった。



3バトル目は、互いにドローソースの多いコントロールヴァンパイアとニュートラルコントロールウィッチの対決。tizin選手が押し切るかに見られたが、ギリギリの場面でSurre選手が「裁きの悪魔」を引き当て、回復効果を得たことで逆転勝利へと繋げた。



3バトル目は、Surre選手のネクロマンサーが1バトル目の借りを返す結果に。tizin選手は、中盤に「邪悪なる妖精・カラボス」などを展開できていただけに、3、4ターン目にダメージを稼げていなかった点が仇となった。



王手がかかった1戦では、Surre選手が「竜の託宣」「竜の闘気」「水竜神の巫女」と強力なカード引くと、tizin選手には1~3コストまでPPを余さずフォロワーを展開できるアグロヴァンパイアの理想的なカードが来て会場もこの日1番の盛り上がりに。最後は、tizin選手が勝ち切るにはあと1点足らずというところでSurre選手が優勝を勝ち取った。


[試合結果]
●ネクロマンサー vs ロイヤル○
○ヴァンパイア vs ウィッチ●
○ネクロマンサー vs ヴァンパイア●
○ドラゴン vs ヴァンパイア●

準優勝:tizin選手


優勝:Surre選手


 
Surre選手に優勝インタビュー】
――:優勝された今の気持ちを教えてください。

Surre選手:嬉しいです! もちろん、賞金をもらえることも嬉しいのですが、世界大会を含め次回に繋がることが1番嬉しいです。今後も『Shadowverse』を続けていければと思います。

――:「GRAND FINALS」までの期間はどのように過ごされていたのでしょうか?

Surre選手:各選手がどのようなデッキを予想して対策を練っていました。

――:調整期間にお世話になった人や物があれば教えてください。

Surre選手:本日、3人チーム戦で優勝した3名とは連絡を取りながら調整を行い、デッキの原案をいただいたりしました。そこから自分なりにアレンジを加えてこのような結果を残せたので大変お世話になりました。

――:本日、使用されたデッキの意図や狙いを教えてください。

Surre選手:周りもコントロール系のデッキが多いと予想し、全て中速、またはコントロール系に強いヴァンパイアやドラゴンを意識した構成だったのですが、蓋を開けてみれば速いデッキが多く選択としては外れだったのかなと思っています。ただ、デッキを信じたおかげで、ここぞという場面に必要なカードを引けたことが勝てた要因だと思います。

――:優勝が掛かった最後のバトルではどのようなことを考えていましたか?

Surre選手:リーダーの体力が保ちそうになかったので、回復できるカード、もしくは「疾走」持ちの「ゼウス」を早く引きたいと考えていました。最終的には残り1点で勝てて良かったです。

――:今後の大会へ向けて意気込みをお願いします。

Surre選手:まさか招待されて台湾に行けるとは思っていなかったので、次回RAGEはもちろん、まずは日台韓 対抗戦で日本に優勝を持ち帰れるよう頑張りたいですし、世界大会も決まってるので、そちらも優勝できるよう精進したいと思います!

――:最後に、家で待たれているという奥さんに一言お願いします。

Surre選手:3連休にひとりで東京に行くことを許してくれたことに感謝しています。画面の向こうで応援してくれていたと思いますので、帰ったらまずは抱きしめてあげたいと思います(笑)。



 

■今後の『Shadowverse』大型大会の情報も続々


「GRAND FINALS」後には、RAGE運営統括の大友真吾氏と『Shadowverse』プロデューサーの木村唯人氏が登壇し、今大会についての挨拶を行った。

大友氏は「決勝戦の最後は、会場が本物のスポーツ観戦のような熱気に包まれており、非常に可能性を感じましたし、これ以降も楽しみに思っております」とコメント。今回、オチ選手から「『Shadowverse』には夢がある」との発言があったように、回を重ねるごとにたくさんのドラマが生まれてきていることを実感しているという。最後に大友氏は「RAGEは、本物のスポーツと同じような歩みを進んでいけていると痛感しております。これからも皆さんと協力し合いながら「RAGE」や『Shadowverse』を盛り上げていきたいと思っておりますので、応援のほどよろしくお願いします」と述べて本大会の締めとした。


▲RAGE運営統括の大友真吾氏​。


▲朝から全試合を観戦していたという木村氏は「旧友同士の戦いや、同じチームを背負って戦っている方、過去のファイナリストが戻ってきたりと、どの試合も見応えがあり、選手たちのドラマや背負っているものが多かったと感じました」と感想を述べた。「次回も、ここにいる皆さんや、視聴されている皆さんに参加していただけると本当に嬉しいです」と語った。

さらに、次回「RAGE 2017 Winter」や世界大会に関する情報が公開された。

【RAGE 2017 Winter】

▲次回RAGEの東日本予選は2日程を予定。次回より、16歳以上の方も参加できるようになるという。


【WIRFORCE Shadowverse 日台韓 対抗戦】


▲日本・台湾・韓国の代表チームによる対抗戦を開催。日本からは、RAGE vol.5優勝を決めたSurre選手を含む上記の3名が出場することに。


【RAGE Shadowverse World Grand Prix】

 
 
▲年末に開催を予定している「RAGE Shadowverse World Grand Prix」についても続報を公開。本大会の出場権を得た8名の日本人選手が発表された。なお、残りの4枠のうち2枠は「RAGE 2017 Winter」の優勝者・準優勝者、さらに残る2枠は最終選考大会として大規模なオンライン大会を予定しており、そこで好成績を収めた選手から代表を選ぶことも明かされた。


 
▲最後は武井さんの「ブリギノーン!」というお馴染みの合図で締めとなった。
 

 
(取材・文 編集部:山岡広樹)


 
■関連サイト
 

「RAGE vol.5 with シャドバフェス」特設サイト

 
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会社情報

会社名
株式会社CyberZ
設立
2009年4月
代表者
代表取締役社長CEO 山内 隆裕
決算期
9月
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