【TGS2017】デル、WindowsMR対応ヘッドセット『Dell Visor』を発表 10月中旬に先行予約、11月後半に出荷へ【追記あり】
Dellは、東京ゲームショー2017において、WIndows Mixed Reality対応のVRヘッドセット「Dell Visor」の国内販売を発表した。
10月中旬に量販店で先行予約開始、11月中旬にDell.comにて受注を開始する。出荷は11月後半からとしている。
価格はオープンとなる。
写真は同社のグローバル・マーケティングディレクターであるクリス・サトフェン氏だ。
更なる詳細に関しては追って報告する。
【追記】9月23日9時23分追記
「Dell Visor」は2.89インチ、片眼1440 x 1440の液晶パネルを搭載している。視野角は110°、リフレッシュレートは90hzとなる。
寸法は170.5 x 270 x 130.5mm、重量は0.59kgだ。
クリス氏は、「Dell Visor」について、デル初めてのWindows MIxed Realityのプラットフォーム向けのヘッドセットとし、その魅力を洗練されたデザインと人間工学に基づいた快適な装着と語った。
実際に装着ししてみたところ、今まで装着したどのHMDよりも付け心地が良く、重さに偏りを感じあることがなかったというのがその印象だ。
クリス氏によると、「Dell Visor」は均等に重量が配分されるようになっていると説明した。
同製品はディスプレイに有機ELではなく液晶を使用しているが、これはMicrosoftからのリクエストであり、リファレンス・デザインというところで、かなり仕様が固められているとのことだ。
またエントリー規格としてもLCDの選択を行う事が重要だったようだ。なお「Dell Visor」が唯一の製品ではなく、様々なバリエーションも検討していることから、将来的には変更の可能性もあるようだ。
そして気になる「Dell Visor」のSteamVRでの動作だが、2018年早々に使用が可能になる予定だという。
国内での価格はオープンだが、海外ではモーションコントローラー付きのモデルが449.99USドルであることを考えると、求めやすい価格での購入が可能になる可能性が出てくる。
互換性がどこまで高いレベルで実現するかはまだ不明だが、高いレベルでの動作であれば、VRヘッドセット購入の第一候補にもなりうるだろう。
■DELL VISOR | |
ディスプレイ | |
解像度 | 2.89 インチ LCD |
リフレッシュレート | 1440 x 1440 (片眼) 706ppi |
光学 | |
レンズタイプ | フレネルレンズ |
視野 | 110° |
レンズ調整 | ソフトウェアIPD |
トラッキングテクノロジー | |
トラッキングアーキテクチャー | 6Dof、インサイドアウトトラッキング |
トラッキングセンサー | ジャイロスコープ、加速度センサー、磁気計 |
ヘッドセットトラッキングハードウェア | マッピング用デュアル B+W VGAカメラ |
ポート | |
コネクタ | 1x HDMI 1x USB 3.0 1x 3.5mmオーディオジャック |
寸法と重量 | |
寸法(W x D x H) | 170.5 x 270 x130.5 mm |
重量 | 0.59kg |
DELL VISORコントローラー | |
接続 | |
接続 | BlueTooth |
入力 | |
入力 | サムスティック、タッチパッド、トリガーボタン、グラブボタン、Windowsボタン、メニューボタン、ペアリングボタン |
バッテリー | |
バッテリー | 4 x 単三電池 |
寸法と重量 | |
寸法(W x D x H) | 152.7 x 119 x 119 mm |
重量 | 0.34kg |
同梱版 | |
同梱版 | DELL Visor、DELL Visor、コントローラー(左右)、リストバンド、4 x 単3電池、ユーザーガイド、ドキュメント |
会社情報
- 会社名
- デル・テクノロジーズ