【GMOメディア調査】10代女子の利用するアプリ、最多はSNS ゲームはシェアを落とす

GMOメディアは、9月28日、10代の女の子に関する研究機関「プリキャンティーンズラボ」の実施した「10代女子のスマホアプリに関する調査2017」を発表した。

それによると、10代女子に「アプリを利用するか」を尋ねたところ、ほぼ全てが「利用する(96.9%)」と答えた。アプリを利用すると答えた子に「半年以内に起動したアプリのジャンル」を聞いたところ、「SNS/コミュニケーション(93.5%)」、「カメラ・画像加工(90.0%)」、「動画(81.5%)」が8割を超えた。

また、昨年(2016年)の調査結果と比較すると、2016年に利用率が100.0%でトップだった「ゲーム」は、29.5ポイント減の70.5%と数字を落としており、「ニュース」についても2016年の39.7%から16.2ポイント減の23.5%と、利用率が減る結果となったという。





続いて、「半年以内にインストールしたアプリの数」を聞いたところ、「1~3個(32.8%)」、「4~7個(27.0%)」に回答が集まり、約6割が「1~7個(59.8%)」であることがわかったた。また、「常時(毎日)起動するアプリの数」については、「4~10個(63.7%)」が突出する結果となったという。


半年以内にインストールしたアプリの数[N=1,876単一回答]



常時(毎日)起動するアプリの数[N=1,876単一回答]



次に、「スマホアプリに課金することはあるか」を聞いたところ、「課金はしない(83.2%)」が8割を超えた。属性別に見ても、「中学生以下(課金をする:14.9%、課金をしない:85.1%)」、「高校生以上(課金をする:20.0%、課金をしない:80.0%)」と大差はなく、10代女子はスマホアプリにはあまり課金しないことがわかった。


スマホアプリに課金することはあるか[N=1,876 複数回答]



さらに、「課金する」と答えた子に「月に課金する金額」を聞くと、「500円未満(23.4%)」、「500~1,000円未満(19.3%)」、「1,000~3,000円未満(17.4%)」と続き、少額なほど回答割合が多い結果だった。「1,000円未満」という回答を合算すると4割超(42.7%)、「3,000円未満」では6割を超える(60.1%)ことから、10代女子は課金をしても少額な子が多いという。


月に課金する金額[N=316 複数回答]



一方、「課金をしない」と答えた子に「ポイントを利用してアプリ内でコンテンツを購入することがあるか」と尋ねたところ、7割近い子が「購入することがある(69.3%)」と答えた。続いて、「購入することがある」と答えた子に「ポイントの獲得方法」を聞くと、「動画を視聴する(76.4%)」、「アンケートに答える(56.3%)」が過半数を超えた。


ポイントを利用してアプリ内でコンテンツを購入することがあるか[N=1,560 単一回答]





ポイントの獲得方法 [N=1,080 複数回答]



このほか、10代女子に「流行っているアプリ」について自由回答で尋ねたところ、中学生以下と高校生以上で大きく回答が分かれた。中学生以下では、「LINE(240票)」が最も多く、次いで「SNOW(179票)」、「Twitter(124票)」、「MixChannel(110票)」だった。一方、高校生以上では「Instagram(126票)」が最多で、「Twitter(105票)」、「SNOW(95票)」「LINE(93票)」と続いた。また、昨年の結果と比較すると、2016年はランキングに「ゲーム」アプリのタイトルが多く並んでいたものの、2017年は「LINE:ディズニー ツムツム(総計:11票)」のみとなった。


2017年に流行しているスマホアプリ(10票以上集まっているサービスを抜粋)



2016年に流行していたスマホアプリ
GMOメディア株式会社
https://www.gmo.media/

会社情報

会社名
GMOメディア株式会社
設立
2000年10月
代表者
代表取締役社長 森 輝幸
決算期
12月
上場区分
東証グロース
証券コード
6180
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