【ゲーム株概況(10/2)】『ドラゴンクエストライバルズ』の動向期待でトーセが一時S高 1Q業績予想の増額発表でグリーは一時800円台回復

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、トーセ<4728>が一時ストップ高まで買われるなど急反発した。トーセは、同社が開発を担当するスクエニの新作『ドラゴンクエストライバルズ』の公式生放送が来週10月9日に実施されることから、そろそろ具体的なリリース日程が見えてくるのではとの思惑が広がる格好となったようだ。
また、グリー<3632>がザラ場ベースで9月5日以来となる800円台を一時回復した。グリーは、本日(10月2日)の寄り付き前に2018年6月期の第1四半期(7~9月)連結業績予想の上方修正を発表(関連記事)しており、スマホゲームなどゲーム・エンタメ事業の好調ぶりがあらためて確認できたことが評価材料となっているもよう。
ほか、サイバーステップ<3810>が4日続伸し、KLab<3656>やenish<3667>、マイネット<3928>なども買われた。
半面、新作『PaniPani-パラレルニクスパンドラナイト-』の配信開始(関連記事)で目先の材料が出尽くしたとの見方からコロプラ<3668>の下げがきつく、ドリコム<3793>やカプコン<9697>、ミクシィ<2121>などもさえない。
■関連銘柄

会社情報
- 会社名
- グリーホールディングス株式会社
- 設立
- 2004年12月
- 代表者
- 代表取締役会長兼社長 田中 良和
- 決算期
- 6月
- 直近業績
- 売上高613億900万円、営業利益59億8100万円、経常利益71億2300万円、最終利益46億3000万円(2024年6月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3632
会社情報
- 会社名
- 株式会社トーセ
- 設立
- 1979年11月
- 代表者
- 代表取締役会長 齋藤 茂/代表取締役社長 渡辺 康人
- 決算期
- 8月
- 直近業績
- 売上高46億1500万円、営業損益5億2200万円の赤字、経常損益5億100万円の赤字、最終損益2億6000万円の赤字(2024年8月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 4728