【決算カレンダー】ゲーム関連企業の7~9月決算も後半戦に…『エムステ』の収益寄与が注目されるアカツキ、KLabは期中に『うたプリ』が配信開始に
2017年7~9月期の決算発表シーズンも10月発表分を終えて、後半戦に入ってくる。ここまで発表された内容を見ると、任天堂<7974>やコナミHD<9766>など大手ゲーム会社に好決算が目立つものの、ガンホー<3765>やAiming<3911>などスマホゲームを主力とする企業は苦戦がやや目立つ印象だ。
また、サイバーエージェント<4751>はゲーム事業の売上高が四半期ベースで過去最高を更新し、前四半期の減収減益はひとまず一過性のものであった可能性が強まっている。
続く後半戦は、もっとも発表が集中しているのが11月8日~9日にかけてのあたりで、主なところでは8日はミクシィ<2121>とコロプラ<3668>、スクエニHD<9684>が発表を予定しており、9日はDeNA<2432>とKLab<3656>、モブキャスト<3664>、オルトプラス<3672>が発表を予定している。
なお、Social Game Infoでは、この決算発表後半戦も引き続きも決算記事を随時更新していくほか、決算説明会のレポートも引き続き、リソースの許す限り行っていく方針だ。
8月10日に発表した第1四半期決算は、『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』(配信はバンダイナムコエンターテインメント)の世界的な大ヒットを背景に大きく飛躍する内容となった。さすがにこの『ドッカンバトル』フィーバーは一服することも予想されるが、8月30日より配信開始となった『アイドルマスター SideM LIVE ON ST@GE!』(配信は同じくバンダイナムコエンターテインメント)の開発を担当しており、こちらがどの程度の収益寄与となっているのか、まずはじっくりと確認したい。
8月8日に発表した第2四半期決算は、新作『キャプテン翼 ~たたかえドリームチーム~』が寄与したこともあり、大幅な増益を達成した。さらにこの第3四半期は、8月28日に配信開始したブロッコリー<2706>との共同タイトル『うたの☆プリンスさまっ♪ Shining Live』もオンしてくることになる。ただし、会社側の業績予想レンジ上限の条件は新作の好調が想定条件であり、どこまでその想定を満たすことができているのかが気になるところ。また、「TGS2017」で複数の新作タイトルを発表しており、これらの開発の進捗状況にも注目したい。
子会社リベルの『A3!』の好調を背景とした業績の急変貌ぶりが前四半期は話題となったが、この第3四半期もその好調ぶりが続いているかどうかがまずは確認すべきポイントとなる。また、相次ぐM&Aで業容も大きく変わってきており、こちらのプラスの影響、そしてマイナスの影響もじっくりと見極める必要がありそうだ。
また、サイバーエージェント<4751>はゲーム事業の売上高が四半期ベースで過去最高を更新し、前四半期の減収減益はひとまず一過性のものであった可能性が強まっている。
続く後半戦は、もっとも発表が集中しているのが11月8日~9日にかけてのあたりで、主なところでは8日はミクシィ<2121>とコロプラ<3668>、スクエニHD<9684>が発表を予定しており、9日はDeNA<2432>とKLab<3656>、モブキャスト<3664>、オルトプラス<3672>が発表を予定している。
なお、Social Game Infoでは、この決算発表後半戦も引き続きも決算記事を随時更新していくほか、決算説明会のレポートも引き続き、リソースの許す限り行っていく方針だ。
【注目企業①】アカツキ<3932>
8月10日に発表した第1四半期決算は、『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』(配信はバンダイナムコエンターテインメント)の世界的な大ヒットを背景に大きく飛躍する内容となった。さすがにこの『ドッカンバトル』フィーバーは一服することも予想されるが、8月30日より配信開始となった『アイドルマスター SideM LIVE ON ST@GE!』(配信は同じくバンダイナムコエンターテインメント)の開発を担当しており、こちらがどの程度の収益寄与となっているのか、まずはじっくりと確認したい。
【注目企業②】KLab<3656>
8月8日に発表した第2四半期決算は、新作『キャプテン翼 ~たたかえドリームチーム~』が寄与したこともあり、大幅な増益を達成した。さらにこの第3四半期は、8月28日に配信開始したブロッコリー<2706>との共同タイトル『うたの☆プリンスさまっ♪ Shining Live』もオンしてくることになる。ただし、会社側の業績予想レンジ上限の条件は新作の好調が想定条件であり、どこまでその想定を満たすことができているのかが気になるところ。また、「TGS2017」で複数の新作タイトルを発表しており、これらの開発の進捗状況にも注目したい。
【注目企業③】アエリア<3758>
子会社リベルの『A3!』の好調を背景とした業績の急変貌ぶりが前四半期は話題となったが、この第3四半期もその好調ぶりが続いているかどうかがまずは確認すべきポイントとなる。また、相次ぐM&Aで業容も大きく変わってきており、こちらのプラスの影響、そしてマイナスの影響もじっくりと見極める必要がありそうだ。
発表予定日 | コード | 会社名 | 決算期末 | 種別 |
11月1日 | 9433 | KDDI | 3月 | 2Q |
11月2日 | 2489 | アドウェイズ | 3月 | 2Q |
11月2日 | 3639 | ボルテージ | 6月 | 1Q |
11月2日 | 6460 | セガサミーHD | 3月 | 2Q |
11月2日 | 9401 | 東京放送(TBS)HD | 3月 | 2Q |
11月2日 | 9404 | 日本テレビHD | 3月 | 2Q |
11月6日 | 6050 | イー・ガーディアン | 9月 | 本決算 |
11月6日 | 9409 | テレビ朝日HD | 3月 | 2Q |
11月6日 | 9449 | GMOインターネット | 12月 | 3Q |
11月6日 | 9697 | カプコン | 3月 | 2Q |
11月6日 | 9984 | ソフトバンク | 3月 | 2Q |
11月7日 | 3624 | アクセルマーク | 9月 | 本決算 |
11月7日 | 7832 | バンダイナムコHD | 3月 | 2Q |
11月7日 | 7867 | タカラトミー | 3月 | 2Q |
11月8日 | 2121 | ミクシィ | 3月 | 2Q |
11月8日 | 2433 | 博報堂DYHD | 3月 | 2Q |
11月8日 | 2461 | ファンコミ | 12月 | 3Q |
11月8日 | 3668 | コロプラ | 9月 | 本決算 |
11月8日 | 8154 | 加賀電子 | 3月 | 2Q |
11月8日 | 9684 | スクエニHD | 3月 | 2Q |
11月9日 | 2389 | オプトHD | 12月 | 3Q |
11月9日 | 2432 | ディー・エヌ・エー | 3月 | 2Q |
11月9日 | 2767 | フィールズ | 3月 | 2Q |
11月9日 | 3656 | KLab | 12月 | 3Q |
11月9日 | 3664 | モブキャスト | 12月 | 3Q |
11月9日 | 3672 | オルトプラス | 9月 | 本決算 |
11月9日 | 3723 | 日本ファルコム | 9月 | 本決算 |
11月9日 | 4344 | ソースネクスト | 3月 | 2Q |
11月9日 | 6238 | フリュー | 3月 | 2Q |
11月9日 | 9468 | カドカワ | 3月 | 2Q |
11月10日 | 3659 | ネクソン | 12月 | 3Q |
11月10日 | 3676 | HUG | 3月 | 2Q |
11月10日 | 3851 | 日本一ソフトウェア | 3月 | 2Q |
11月10日 | 4777 | ガーラ | 3月 | 2Q |
11月10日 | 6736 | サン電子 | 3月 | 2Q |
11月13日 | 2138 | クルーズ | 3月 | 2Q |
11月13日 | 3689 | イグニス | 9月 | 本決算 |
11月13日 | 3928 | マイネット | 12月 | 3Q |
11月13日 | 3932 | アカツキ | 3月 | 2Q |
11月13日 | 4295 | フェイス | 3月 | 2Q |
11月14日 | 2122 | インタースペース | 9月 | 本決算 |
11月14日 | 3686 | ディー・エル・イー | 6月 | 1Q |
11月14日 | 3698 | CRI・ミドルウェア | 9月 | 本決算 |
11月14日 | 3758 | アエリア | 12月 | 3Q |
11月14日 | 3904 | カヤック | 12月 | 3Q |
11月14日 | 4324 | 電通 | 12月 | 3Q |
11月14日 | 6033 | エクストリーム | 3月 | 2Q |
会社情報
- 会社名
- 株式会社アエリア
- 設立
- 2002年10月
- 代表者
- 代表取締役会長 長嶋 貴之/代表取締役社長 小林 祐介
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高226億7100万円、営業利益4億7300万円、経常利益7億5200万円、最終利益4億8000万円(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3758
会社情報
- 会社名
- KLab株式会社
- 設立
- 2000年8月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 森田 英克/代表取締役副会長 五十嵐 洋介
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高107億1700万円、営業損益11億2700万円の赤字、経常損益7億6100万円の赤字、最終損益17億2800万円の赤字(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3656
会社情報
- 会社名
- 株式会社アカツキ
- 設立
- 2010年6月
- 代表者
- 代表取締役CEO 香田 哲朗
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高239億7200万円、営業利益26億7600万円、経常利益28億3400万円、最終利益12億8800万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3932