テクノブラッド、産学連携プロジェクトでVR業界全体の底上げを狙う


施設設置型VRコンテンツプラットフォーム「VIRTUAL GATE」を展開するテクノブラッドは、10月27日、東京デザインテクノロジーセンター専門学校と連携し産学連携の企業プロジェクトを開始すると発表した。

同プロジェクトは、東京デザインテクノロジーセンター専門学校の学生達から有志を募り、視線追跡機能を搭載しているヘッドマウントディスプレイ「FOVE」を使ったコンテンツを制作するという内容だ。

またそのコンテンツを多くの人が楽しめるように「VIRTUAL GATE」で全国のネットカフェにて配信する。

なお今回の取り組みは、学生達が将来VRを仕事として取り組んでいくための入り口となる取り組みとなることや、コンテンツが不足しているVR業界の現状において、VRコンテンツを作ることができるクリエイターを増やし、VR業界全体の盛り上がり、底上げにつなげることなどを狙いにしているという。

 

■バーチャルゲートとは

 バーチャルゲートとはテクノブラッドが運営している、施設設置型のVRコンテンツの配信プラットフォームだ。

「VRの入り口」というコンセプトで、5月29日にサービスをスタートした「VIRTUAL GATE」は、現在全国230店舗以上のインターネットカフェと提携し、プラットフォーム展開をしている。

VR端末を持っていない方もVRコンテンツを楽しめるプラットフォームとして、現在400を超えるVRコンテンツを配信している。
 

VIRTUAL GATE