バンナムHD、『ドラゴンボール』関連売上が2.1倍の431億円と大幅増 『ドッカンバトル』貢献か 『戦隊』と『ライダー』好調、『妖怪ウオッチ』低迷
バンダイナムコホールディングス<7832>は、この日(11月7日)、第2四半期決算でIP別売上高を発表し、『ドラゴンボール』の売上高が前年同期比2.1倍の431億円だったことを明らかにした。第1四半期時点の予想値(405億円)を上回った。玩具だけでは国内トイホビーでは59億円だったことを考えると、国内だけでなくワールドワイドでヒットしている『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』の寄与が大きかったものとみられる。
これ以外に好調が目立つのは、『スーパー戦隊(Power Rangers)』と『仮面ライダー』で、それぞれ27.5%増の102億円、27.2%増の102億円となった。『NARUTO』も200%増の54億円と大きく伸長したことも目覚ましい。
他方、売上高を減らしたコンテンツとしては、『機動戦士ガンダム』が同9.6%減の327億円、『ONE PIECE』が同15.2%の144億円となったほか、『妖怪ウォッチ』が65%減の21億円を大きく減らした。前四半期からIP別売上高から除外された『アイカツ!』シリーズは復活表記とはならなかった。
©バードスタジオ/集英社・フジテレビ・東映アニメーション
©BANDAI NAMCO Entertainment Inc.
会社情報
- 会社名
- 株式会社バンダイナムコホールディングス
- 設立
- 2005年9月
- 代表者
- 代表取締役社長 川口 勝
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1兆502億1000万円、営業利益906億8200万円、経常利益1041億6400万円、最終利益1014億9300万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7832