IT系求人・転職サイト『IT転職ナビ』を運営するワークポートは、6月のPG・SE職採用動向について、募集企業が大企業から中小企業、ベンチャー企業まで全般的に増加した、としている。業務系エンジニアでも、通信・金融・商社・流通と幅広い業界向けのシステム開発求人が新規募集を開始しており、開発エンジニア全体を通じて引き続きJava、PHPのニーズが高く、次いで.net系となっているという。
また、ネッワーク・サーバーエンジニアと社内SEも、新規求人数が前月比2倍となったとのこと。ネッワーク・サーバーエンジニアは、ジュニアクラスからミドルクラスまでを採用ターゲットとして、Windows系、UNIX系双方の知識を求める求人が多く見られ、社内SEは、今月はメンバークラスの募集が目立った。開発系、インフラ系共に求人が豊富にあり、転職しやすい時期となっていると指摘している。
ワークポートでは、今後の見通しについて、ネットワークエンジニアの募集では、特定の技術や知識は求めず経験年数を指定した求人が増加しているものの、実際の選考ではCisco系の知識を有する方を優遇するケースが多く、今後の動きに注意して見て行く必要があるとの見方を示した。
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