NHKエンタープライズ、8KとHMDを使ったVR映像体験会を開催

NHKエンタープライズと、​ジョイ・アートは、坊っちゃん劇場において、同劇場が8Kスーパーハイビジョンで撮影した、ミュージカル「鶴姫伝説 瀬戸内のジャンヌ・ダルク」を、ヘッドマウントディスプレイ(HMD)で観賞するVR体験会を実施すると発表した。

この体験会を通じて、8KスーパーハイビジョンとVR技術が融合することによる、新しい舞台鑑賞の可能性を探るという。体験会は無料だ。

今回の視聴環境は、劇場の公演などを定点撮影した8Kスーパーハイビジョン映像を、ヘッドマウントディスプレイ(HMD)を通して見るVRシステムとなる。

HMDの表示解像度は8Kよりも低解像度なので、8K映像から視聴者が見たい部分を拡大しても、画質を損ねることなく映像を見ることができる。

視聴者自身が倍率を変えながら舞台を観劇するスタイルを、「8K+HMD」で実現する、舞台芸術に特化したVR技術だ。NHKエンタープライズが、8Kの幅広い活用を目指して試作機を開発している。


コントローラーでズームイン、ズームアウト 舞台全体から見たい部分を拡大


■8KとHMDを使ったVR体験会『「鶴姫伝説 瀬戸内のジャンヌダルク」を再び』

場所:坊っちゃん劇場ロビー(愛媛県東温市見奈良1125)
日程:017年12月1日(金)13:00~14:00、2日(土)16:30~17:30
共催:ジョイ・アート 、NHKエンタープライズ
協力:東温市
 

NHKエンタープライズ