【イベントレポート】「VR PARK TOKYO IKEBUKURO」オープン発表会 VRアトラクションで、ハライチ岩井&鈴木奈々がおそ松さん達6つ子と裸の付き合い!

池袋はアドアーズサンシャイン店において、12月7日にオープンとなった「VR PARK TOKYO IKEBUKURO」のオープン発表会&VRコンテンツの体験会が行われた。本稿ではその模様をお届けする。

アドアーズとは、ゲームセンターやカラオケなどの「遊び場」を幅広く展開している企業で、近年ではVR系へ特に力を入れている。「VR PARK TOKYO」はつい先日来場10万人を突破するなど、渋谷という手軽さと魅力的な「遊べるラインナップ」から好調で、そこから体験アトラクション型VRへの高い関心はいまだ健在……という事が窺える。

「VR PARK TOKYO IKEBUKURO」では、日本初、世界初、そして「おそ松さん」のオリジナルVRコンテンツがプレイできるとあって、おそ松ファンとして知られるハライチの岩井勇気さん、そしてリアクション界から鈴木奈々さん、さらに松野から6つ子がゲストとして登場。

「VRの仕事がむっちゃ多い!」という鈴木奈々さんは、いつも「出川さんと一緒」だとも語る。ともに現リアクション界に輝くキングとクイーンであるからて、当然と言えよう。

トークセッション前にはすでにおそ松さん達と「裸の付き合い」を終えたという2人……特にVRを一度も体験した事がないという岩井さんは、その仕上がりに軽く興奮気味。


『おそ松さんVR』に限らず鈴木奈々さんへ6つ子の性格や職業(笑)をレクチャーするなど、十分にその真価を発揮していた。一方、鈴木奈々さんは「アドアーズ」を「アドワーズ」と何度も言い間違えてしまう素晴らしい一流のポンコツぶりを発揮して、最後まで場を沸かしていた。

 

【「VR PARK TOKYO IKEBUKURO」のコンテンツ体験】


日本初、世界初のアトラクションを展開する「VR PARK TOKYO IKEBUKURO」では、最大100名で楽しめるコンテンツまで視野に入れているとあり、基本彼氏彼女で楽しむタイプの渋谷とは方向性がかなり違う。

主なアトラクションは、世界初となる『BLACK BADGE』、日本初の『VR+Series』(DEATH ROOM、DEAD PRISON、Get Out of My House)、ハシラスの『GOLD RUSH VR』、メディアフロントジャパンの『DIVE HARD2 VR』、モノビットの『トリップトラップトラベラーズ』、そしてオープニングコンテンツとして用意されたオリジナルコンテンツの『おそ松さんVR』ほか11種類。次項では、その内の三つに注目してご紹介する。

 

『おそ松さんVR』 最大1名プレイ



1人プレイの『おそ松さんVR』は、2階フロアの一角をどでかく占めている。一見してそれと分かる銭湯風味のデザイン・レイアウトとなっていて、設置台数はなんと25台! 今後は販売やレンタルも検討している、アドアーズの完全オリジナルコンテンツだ。

内容の詳細は省くが、6つ子の声優陣はもちろんそのまま。プレイヤーのすぐ近く、眼前で「あなたに向かって」語りかけてくれる。自分自身も登場人物の1人であるため、没入間はかなりのもの。キャラクターのサイズにも違和感を覚える場面はなし。コンテンツとしての質はとても満足いくもので、男女限らず楽しめる内容となっている。

能動的なコンテンツが増加傾向にある中で、受動/能動的なコンテンツを併せ持つ今作の満足感とレベルは高く、一つの映像作品としても是非におすすめできるVR体験だった。

 

BLACK BADGE』 最大4名プレイ


世界初となる『BLACK BADGE』は、広いアトラクションスペースを確保しているコンテンツ。超SFな空間で強化スーツをまとい、光線銃を片手に様々な機械と戦うVRシューティングだ。

最大の特徴はベストを着て戦う事で、このベストが敵の斬撃を食らったり銃撃を食らったりするたびに振動する仕組みとなっている。

とにかく油断しているとあっという間に四方八方から襲い来る敵に囲まれてミッション失敗となるため、一緒に戦う仲間達と連携を組んで、オフェンス・ディフェンスを決めた上で挑むのが定石だ。

臨場感は驚くほど高く、途中で乗り込む上陸艇のタラップではリアル空間に設置された軽い段差とリンクしているため、「異世界感」がとんでもなく強いのだ。

もちろんこれらの感覚は、体に受ける各種衝撃や実際に吹いてくる風なども合わせて生み出されたもの。そこに自分の足で歩く感覚がプラスされるので、一度は楽しんでおきたいコンテンツである。

 

VRSeries DEATH ROOM』 最大8名プレイ

ちょう、怖かった。

超怖かった。超怖かったんですよ! 何度でも言うけど超怖かったんですよ!

若い女性も、若い男性も、いい年したおじさん達も、全員ビビったんですよ!

なんと言うか……初めて怖い系のフラッシュを食らった時のような、悪夢要素しかない明晰夢の中で「何か」に襲われるような、そんな感覚を色濃く感じる系のVRコンテンツ、それがこの『DEATH ROOM』だ。

とにかく「人を驚かす」部分のアクションが非常に強く、大きく、いちいち大きな音とビジュアルでプレイヤーをいびり倒してくるので大変腹立たしい。

またそれだけではなく、丸テーブルへ固定されているプレイヤー達が最大限自由に首を動かし、襲い来る敵と「戦う」要素がよく練られているので、しっかり事前説明を受けた上でゲームへ臨まれると宜しかろう。

クリア時の迫力ある恐怖映像は、心の底から必見……。

なお、若い女性一名の尊い犠牲をもって、我々男性陣は生還したのであった。


【最後に】



「VR施設の展開スピードを速める」とは、この日登壇したアドアーズ取締役・安藤史博氏の言葉。12月20日には「VR PARK TOKYO satellite 札幌狸小路 × MEDIAFRONT JAPAN」を北海道は札幌にオープンさせる予定だ。

その流れでまずは首都圏から地方都市へと事業を拡大していき、やがては地方へ大型施設を開設。最終的にはVR施設のみでの売上30億円を目指すという同氏。

これまで大都市でしか遊べなかったアトラクション型のVR施設が、近いうちにあなたの住む街にも登場するかも知れない。

一度は体験しないと中々楽しさが分からないコンテンツばかりなので、チャンスがあったらちょっと無理をしてでもやってみる、その価値はあると断言しておきたい。


■ 新店概要

【 施 設 名 】 VR PARK TOKYO IKEBUKURO
【 オ ー プ ン 日 】 2017 年 12 月 7 日(木) 10:00~
【 所 在 地 】 東京都豊島区東池袋 1-14-4 アドアーズサンシャイン 3F
 Tel:03-5396-3320
【 営 業 時 間 】 10:00~23:20 (土曜日 10:00~23:30)
【 営 業 面 積 】 約 443 ㎡ / 約 133 坪
【 設 置 マ シ ン 】 10 機種、13 台
【 ア ク セ ス 】 JR 池袋駅、東口下車、サンシャイン 60 通りを通って徒歩約 5 分
【 料 金 体 系 】 ・事前予約 = 平日 3,300 円/1 名様 、 休日 3,500 円/1 名様
 ・当日入場 = 平日 3,500 円/1 名様 、 休日 3,700 円/1 名様
 ※1.平日/休日ともに 90 分遊び放題プラン
 ※2.料金は全て税込価格



 

公式サイト

 

  (取材・文:ライター 平工泰久)
(編集:和田和也)

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