サイバーエージェント、第3四半期はAmeba中心に拡大し営業益54%増を達成

サイバーエージェント<4751>が本日(7月28日)発表した第3四半期累計(2010年10月~2011年5月)の連結業績は、売上高886億2000万円(前期比26.1%増)、営業利益108億3800万円(同54.0%増)、四半期純利益55億7400万円(同14.4%増)だった。大幅な増収増益を達成したが、急拡大中のAmeba関連事業を中心に、メディア関連事業、インターネット広告代理事業が伸びたことが主な要因だったようだ。     セグメント別の状況は以下のとおり。 ■Ameba関連事業は、売上高141億8800万円(同98.3%増)、営業利益39億9800万円(同303.6%増)だった。アメーバピグなどの会員と広告収入が拡大した。Amebaの2011年6月のPVは、252.2億PV(前年同月146.2億PV)となり、会員数1645万人(前年同月988万人)だった。 ■メディア関連事業は、売上高271億6200万円(同11.8%増)、営業利益21億2000万円(同47.4%増)だった。ソーシャルゲーム事業が拡大したことが主な要因。子会社では、ジークレストやCyberX、サムザップシーエー・モバイルグループを中心としたモバイル関連事業、ECナビが該当する。 ■インターネット広告代理事業は、売上高473億4800万円(同28.5%増)、営業利益26億2100万円(同59.5%増)だった。、生産性の向上に努めながら顧客ニーズに沿った提案を行い、広告需要を着実に取り込んだとしている。 ■そのほか、FX事業は、売上高54億9300万円(同6.2%減)、営業利益21億7600万円(同33.3%減)だった。また、投資育成事業は、売上高2億0300万円(同22.6%減)、営業損益7700万円の損失(前年同期間2億9600万円の損失)だった。   ■2011年9月期の見通し 2011年9月期は、売上高1100億円(前期比13.8%増)、営業利益110億円(同17.8%増)、経常利益108億円(同17.1%増)、当期純利益60億円(同9.2%増)を見込む。従来予想からは修正なし。  
株式会社サイバーエージェント
http://www.cyberagent.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社サイバーエージェント
設立
1998年3月
代表者
代表取締役 藤田 晋
決算期
9月
直近業績
売上高7202億0700万円、営業利益245億5700万円、経常利益249億1500万円、最終利益53億3200万円(2023年9月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
4751
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