三菱UFJモルガン証券、カプコンのソーシャルゲーム事業の高成長は持続すると予想

三菱UFJモルガン・スタンレー証券は、7月28日付のカプコン<9697>のレポートで、ソーシャルゲーム事業の高成長は持続すると予想している。このレポートは、決算発表を受けた速報で、レーティングや妥当株価の変更などは行っていない。 同証券によれば、会社側が28日に発表した第1四半期決算で、ソーシャルゲームを含むモバイルコンテンツ事業の売上高は前年同期比79.9%増の12億2300万円だったが、今後、既存タイトルの会員数増と新規タイトルの投入による会員数増により高成長が達成されるとみているという。 今後の同社の業績は、下期に集中する大型タイトルのリリースやクリスマス商戦、ソーシャルゲームの収益動向の3点をあげ、とりわけ国内タイトル数を充実させるソーシャルゲームが焦点になっているとのこと。 なお、第1四半期の業績に対する評価として、会社側にヒアリングした結果を上回る着地だったと評価。ただ、2012年3月期の営業利益ガイダンス(前期比15.4%減の121億円)は、市場コンセンサスと同証券の予想を下回っていると指摘している。
株式会社カプコン
http://www.capcom.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社カプコン
設立
1983年6月
代表者
代表取締役社長 最高執行責任者 (COO) 辻本 春弘
決算期
3月
直近業績
売上高1259億3000万円、営業利益508億1200万円、経常利益513億6900万円、最終利益367億3700万円(2023年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
9697
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