【ファミ通調査】2017年の国内家庭用ゲーム市場規模は30％増の3917億円　11年ぶりのハード＆ソフト増加　Switchがけん引

「ファミ通」は、1月9日、2017年（2016年12月26日～2017年12月31日）の国内家庭用ゲーム市場の速報を発表し、市場規模は、ハード・ソフト合計で前年比30.8％増の3917.5億円だったと発表した。

Nintendo Switchが大ヒットし、ハード市場を大きく牽引したほか、ソフト市場もプレイステーション4とニンテンドー3DSを中心に、前年を上回る売上となったという。ハードとソフトの市場規模がともに前年からプラスとなるのは、2006年以来、11年ぶり。

年間ソフトランキングトップは、200.4万本を販売した「ポケットモンスター ウルトラサン・ウルトラムーン」（ポケモン／2017年11月17日発売／3DS）だった。

「ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて」（7月29日発売／PS4、3DS）は、2機種合計で308.1万本と、タイトル別合算では2017年で最多の売り上げだった。なお、133.6万本を販売したPS4版は、プレイステーション4タイトルにおける歴代最高のヒットだった。

2017年は、7本のタイトルが100万本を突破した（2016年は2タイトル）。年間ミリオンヒット7本は、2010年に達成して以来、7年ぶりとなった。

3月3日に発売し、話題を呼んだNintendo Switchは、340.7万台を販売、年間ハード販売台数で首位を獲得。ソフトでも年間2位の「スプラトゥーン2」（7月21日発売／Switch）が175.2万本を販売したことを筆頭に、3タイトルがミリオンに到達した。

なお、プレイステーション4については、2016年を上回る193.5万台を販売し、年間ハード販売台数2位だった。本年1月26日には、シリーズ待望の新作「モンスターハンター：ワールド」（1月26日発売予定／PS4）の発売が予定されている。