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ソニー<6758>は、3月10日から、米国テキサス州オースティンにて開催される世界最大のクリエイティブ・ビジネス・フェスティバル「SXSW(サウス バイ サウスウエスト)2018」に出展すると発表した。
SXSWは音楽、映画、インタラクティブの3つを展示の柱としたイベントだ。
ソニーは、同社の最新技術やプロトタイプを活用した研究開発段階のプロジェクトなどを、感動を創造するスタジオ紹介する「WOW Studio」と題して紹介する。
現在公開している展示内容は7点で、その中にVRやARを使った展示を始め、576個のスピーカーを使ったサウンドで時空を旅する体験などが含まれている。
ソニーによると「お客さまに最も近いところで感性に訴える商品やそのための技術を開発し、コンテンツと組み合わせて世界中のお客さまに感動を提供し続けるソニーのさまざまな挑戦を、遊び心にあふれた仕掛けで体感いただける展示」としている。
■展示内容
・サッカー VR
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ソニー・ミュージックコミュニケーションズと体験型VRコンテンツのプロデュースを手がけるハシラスが共同で開発している、新機軸の体験型サッカー VRアトラクションを展示する。
今回展示する試作版では、プレイヤーが「噂のストライカー」に扮して、ゴールキーパーとのPK対決に挑みます。プレイヤーがタイミングよくシュートを打つことで、ボールの威力が最大50倍になるスーパーシュートが発動。
VRならではの超サッカー体験と、ゴールキーパーとの駆け引きが楽しめる。
センシングによりボールの方向やスピードをVR空間に再現し、臨場感のある体験を実現する。
・A(i)R Hockey (エーアール エアーホッケー)
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1/1000秒という圧倒的な速さでトラッキングできる、ソニー開発の高速ビジョンセンサー(IMX382)、独自の予測アルゴリズム、および触覚提示技術(ハプティクス技術)を組み合わせた新しいAR(拡張現実)体験を楽しめる。
本展示は、高速で移動するパックとマレットをリアルタイムにトラッキングし、動きに合わせたプロジェクションを実現したエアーホッケーだ。
・音響回廊 “Odyssey (オデッセイ)”
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あたかも音像(感覚上の音源)が飛び出てくるような体験をもたらすソニー独自の空間音響技術と音楽を掛け合わせ、これまでにない没入感ある音楽体験を提供する。
ソニーの波面合成技術により制御された計576個のスピーカーを使い、サウンドで時空を旅する不思議な体験をもたらす。
瞬時に時空をワープするかのごとく、都市から森へ、水の中へ、そして惑星が飛び交う宇宙空間までを想起させる、ダイナミックな音の波が来場者を包み込む。
この音響に合わせて、幻想的な光のインスタレーションが展開する。
この他にも、エンタテインメントロボット“aibo(アイボ)” やコミュニケーションロボット『Xperia Hello! (エクスペリア ハロー)』、Sony Innovation FundをはじめとするAI×Roboticsの取り組みなども展示する。
・Hero Generator (ヒーロージェネレーター)
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周囲360度に複数台のカメラを設置した空間で、ソニー独自の自由視点映像技術を体験できる。
同技術により、複数のカメラ間の映像も自動で合成し、撮影された体験者の動く3Dモデル(アバター)を上下左右あらゆる角度から見ることのできる映像を実現する。
SXSWでは体験者の動くアバターを作り出し、ショートムービーの主人公となる体験できる。
ムービーは撮影後スマートフォンに保存して持ち帰ることも可能だ。
・Interactive CUBE (インタラクティブキューブ)
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コンピュータ技術を用いて人間の感覚に介入したり、人間の知覚を接続することで、工学的に知覚や認知を拡張、変容させる研究の枠組みだ。
昨年に続き、この研究の一つとして、人間ではない生き物の知覚世界をパーソナルプロジェクションマッピングによって体験できるシステム「Head Light」を展示する。
Superception(Super + perception)のご紹介
・3Dクリエーター
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人物の顔などの立体的な被写体をスキャンし、素早く高精度の3Dデータを作成する、ソニーモバイル独自開発機能、3Dクリエーターを搭載したXperiaスマートフォンを活用した体験型のブースを展示する。
ロボットアームにXperia XZ1を取り付け、お客様の頭部の3Dスキャンを行う。
作成したデータは記念としてお客様のスマートフォンに保存して持ち帰りが可能だ。
■展示実施日時
2018年3月10日(土) 13:00~21:00
2018年3月11日(日)~13日(火) 12:00~20:00
場所
住所:99 Trinity St. Austin, TX 78701 USA
会社情報
- 会社名
- ソニーグループ株式会社
- 設立
- 1946年5月
- 代表者
- 代表執行役会長CEO 吉田 憲一郎/代表執行役社長COO兼CFO 十時 裕樹
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高及び金融ビジネス収入13兆207億6800万円、営業利益1兆2088億3100万円、税引前利益1兆2686億6200万円、最終利益9705億7300万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 6758