三菱UFJモルガン・スタンレー証券は、8月1日付のカプコン<9697>のレポートで、同社のソーシャルゲーム事業の収益拡大は、海外から国内にシフトするとの見方を示した。
同証券によれば、2011年4~6月期は海外のソーシャルゲームが収益の牽引役となったものの、第2四半期以降、タイトルが充実効果と収益効率の高さから国内が中心になるとみているという。現在、顧客単価や課金比率の違いにより、国内と国内では10倍尺弱の収益効率の差が出ているとのこと。
同証券では、ソーシャルゲームの収益予測も行い、2012年3月期は売上高60億円・営業利益30億円、2013年3月期は80億円・40億円、2014年3月期は100億円・50億円とした。
なお、レーティングは「Neutral」の継続、今後12ヵ月間の目標株価については1720円から1900円に引き上げた。
会社情報
- 会社名
- 株式会社カプコン
- 設立
- 1983年6月
- 代表者
- 代表取締役会長 最高経営責任者(CEO) 辻本 憲三/代表取締役社長 最高執行責任者(COO) 辻本 春弘/代表取締役 副社長執行役員 兼 最高人事責任者(CHO) 宮崎 智史
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1524億1000万円、営業利益570億8100万円、経常利益594億2200万円、最終利益433億7400万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 9697