セプテーニ、第3四半期は新卒採用や先行投資負担で営業益20%減

セプテーニ・ホールディングス<4293>は、本日(8月2日)、第3四半期(2010年10~6月期)の連結業績を発表し、売上高259億2200円(前年同期比6.3%増)、営業利益6億6000万円(同20.9%減)、経常利益6億6000万円(同10.5%減)、四半期純利益3億5200万円(同11.4%増)だった。     同社では、主力のネット広告が東日本大震災の影響を受けたものの、前年同期比では増収を確保した。しかし、70名の新入社員がだい3四半期に入社するなど人材投資を実施したほか、新規事業などに係る先行投資も関わり、販売管理費が大幅に増加したことから減益になった、としている。販売管理費は、39億7900万円から41億3900万円に増加した。 また、四半期純利益のみ増益となっているが、これは前年同期に計上された特別損失が今期計上されなかったため。前年同期は2億6000万円の減損損失を計上していた。 2012年9月期は、売上高350億円(前期比7.2%増)、営業利益12億円(同9.3%増)、経常利益11億5000万円(同12.3%増)、当期純利益7億円(同28.3%増)を見込む。