
スウェーデン・ストックホルムを拠点とするFast Travel Gamesは、2月20日(現地時間)、PlayStationVR向けの1人称視点アクションアドベンチャゲーム『Apex Construct』をPlayStationStore(北米)でリリースした。価格は29.99USドルで、各国もこれに近い価格で発売する見込みだ。
リリースの地域に関してはワールドワイドで行う。なお、Fast Travel GamesのAndreas氏によると、2月20日の発売日には日本も含む予定としていたが、現時点では国内でのリリースは確認できていない。
同タイトルは、人類の無謀な実験で荒廃した未来を舞台に、人類最後の生き残りとなったプレイヤーがその命運をかけてサバイバルをするという内容だ。プレイヤーはこの荒廃した世界で、獣の形をしたロボットが跋扈しておりそれを退けながら旅をしていく。旅を通して、人類に何が起こったのか明らかになっていく。

クリエイティブディレクターのErik氏によると、キャンペーンの中には隠されたエリアもあるという。その探索をすることでこの世界についての世界観が更に理解が深まるようだ。特徴的なのはその戦闘アクションで、弓矢を使った戦闘となる。また移動はテレポート式と自由移動の選択が可能だ。アドベンチャー要素もあり、コンソールでパスコードを打ち込む様子や大型の電気ヒューズをはめ込む様子など、アクション一辺倒ではないことも伺える。

Fast Travel Gamesは、Battlefieldシリーズでお馴染のEA DICEのマネージャーやクリエイター、Angry Birdsシリーズで有名なRovioのメンバーが集って設立したVRゲームの開発会社だ。『Apex Construct』のローンチの支援のため約3億円程の資金調達も行っている。
なお、『Apex Construct』はPlayStationVR向けに先行して発売しているが、3月20日にはVIVE、Oculus、Windows Mixed Reality向けにもリリースする。
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