Cygames、『Shadowverse』第8弾カードパックの新カード「浄化の聖弾」に他社コンテンツの転用を確認…問題発生の経緯と再発防止の対策について発表


Cygamesは、本格スマホカードバトル『Shadowverse(シャドウバース)』において、3月10日に台湾のWeb番組、および『Shadowverse』のTwitter公式アカウントにて紹介した、第8弾カードパックの新カード「浄化の聖弾」が、調査の結果、イラストの一部に他社のコンテンツを転用している事実を確認したと発表した。

この件に関して同社は、ユーザーおよび関係者に謝罪を述べたうえで、今回の件についての経緯や今後の対策を公式サイトにて下記の通りに説明している。


<以下、公式サイトより一部抜粋>

1.問題の概要
3月10日に台湾のWeb番組「闇影小學堂」、および「Shadowverse」のTwitter公式アカウントで新カード「浄化の聖弾」を公開したところ、ご覧になった方々から、イラストの一部がウィザーズ・オブ・ザ・コースト様のコンテンツ「マジック:ザ・ギャザリング」のカードイラストに酷似しているとのご指摘をいただきました。ご指摘を受けて社内調査を行った結果、該当のカード「浄化の聖弾」において、イラストの転用が行われた事実を確認いたしました。

2.問題の原因について
「Shadowverse」のカードは、外部のイラストレーター様にも協力していただきながら制作しております。該当のカード「浄化の聖弾」につきましては、弊社が外部のイラストレーターの方に依頼して制作したものです。該当のイラストレーターに聞き取りを行ったところ、制作過程において他社コンテンツのイラストを素材として使用したことを確認いたしました。本来であれば、弊社に納品された時点で転用の事実に気づくべきでございましたが、納品時のチェックにて転用に気づくことができず、皆様に公開してしまいました。今回の問題は、弊社における納品時のチェックが十分になされなかったことが大きな原因と考えております。

3.今後の対策について
問題のカード「浄化の聖弾」につきましては、今後、イラストの修正を進めて参ります。上記以外のカードにおきましては、他者のコンテンツを転用していたり、権利を侵害していたりする事例は確認しておりませんが、今後の調査にて判明した場合には適切に対応するとともに、今回と同様に詳細をご報告いたします。また、イラストレーターを含む「Shadowverse」に関わる内外スタッフに対して、制作過程における法的な権利処理により一層の注意を払うよう通達いたします。加えて、よりイラスト納品時のチェック体制を強化し、問題の防止に努めてまいります。

最後になりますが、お客様、関係者の皆様に多大なご迷惑をおかけいたしましたことを重ねてお詫び申し上げます。


 
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