サイバーエージェント、ゲーム事業は第3四半期も好調続く 『エンドレスラグナロク』と『ホロドリ』で第4四半期はさらなる高みへ

木村英彦 取締役 編集長
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サイバーエージェント<4751>のゲーム事業が好調を維持している。2026年9月期第3四半期累計(2025年10月~2026年6月)の業績は、売上高1933億9100万円(前年同期比37.8%増)、営業利益509億2300万円(同44.8%増)と大幅な増収増益となった。決算説明資料でも「主力タイトルに加えカジュアルゲームが好調に推移し、3Q累計の営業利益は509億円と大幅増益」と総括している。

詳細なタイトル別の内訳は開示していないものの、主力運営タイトルの堅調な推移に加え、GOODROIDのハイパーカジュアルゲーム『Bus Traffic Fever!』が世界累計2500万ダウンロードを突破するヒットとなったことが業績を押し上げたとみられる。さらに『Hexa Away』『CubeAway』といったカジュアルゲームも収益に貢献しており、従来の運営型ゲームに加えてハイパーカジュアルでも成果を挙げたことが特徴となった。

一方、第3四半期(4~6月)だけでは売上高611億円(前年同期比20.8%増)に対し、営業利益は123億円(同25.1%減)となった。説明会では「主力タイトルの好調さに加え、カジュアルゲームでグローバルヒットが出たことによって、前期比20%増と好調に推移した」としながらも、「営業利益は四半期ごとにボラティリティがある」と説明しており、四半期単位では利益の振れを伴う事業特性を改めて示した。

 

■第4四半期は大型新作2本が本格寄与

注目されるのは7~9月の第4四半期だ。決算説明会では、7月23日にサービスを開始したカバーとの協業タイトル『ホロライブドリームス(ホロドリ)』について、初日で100万ダウンロードを突破したほか、App Store、Google Play、Steamのすべてでセールスランキング首位を獲得したことを紹介した。

 

さらに7月9日に全世界同時リリースしたCygamesの『GRANBLUE FANTASY: Relink - Endless Ragnarok(グランブルーファンタジー リリンク エンドレスラグナロク)』についても、Steamランキング上位にランクインするなど国内外で高い評価を得ていると説明した。

 

いずれも7月発売のため、第3四半期の業績には反映されておらず、第4四半期から本格的な業績寄与が見込まれるタイトルだ。

 

■運営・コンソール・ハイパーカジュアルと「三本柱」が揃う

ここまでの業績を見ると、サイバーエージェントのゲーム事業は、

・ 既存の運営型ゲーム
・ GOODROIDを中心としたハイパーカジュアルゲーム
・ コンソール・PC向け大型タイトル

という3つの収益源が同時に機能している点が特徴だ。モバイルゲームに強い会社だったが、コンソールゲームでもヒットを連発し、カジュアルゲームでも活躍している。いまやCAグループのゲーム事業は全方位で強い会社といえる。

第3四半期までの業績は既存タイトルとカジュアルゲームが牽引したが、第4四半期はそこへ『ホロライブドリームス』と『グランブルーファンタジー リリンク エンドレス・ラグナロク』という大型タイトルが加わる。会社は通期業績予想を上方修正したが、ゲーム事業も第4四半期の大型タイトル投入が業績押し上げ要因の一つとして期待されそうだ。

 

 

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株式会社サイバーエージェント
https://www.cyberagent.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社サイバーエージェント
設立
1998年3月
代表者
代表取締役会長 藤田 晋/代表取締役社長 山内 隆裕
決算期
9月
直近業績
売上高8740億3000万円、営業利益717億0200万円、経常利益717億4300万円、最終利益316億6700万円(2025年9月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
4751
企業データを見る
株式会社GOODROID
https://goodroid.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社GOODROID
設立
2014年10月
代表者
代表取締役社長 松田 和彬
決算期
9月
企業データを見る
株式会社QualiArts
https://qualiarts.jp/

会社情報

会社名
株式会社QualiArts
設立
2016年10月
代表者
代表取締役社長 辻岡 義立
企業データを見る