ピクセラ、VR視聴アプリ「パノミル」の対応デバイスを拡大へ 自社プラットフォームのプレゼンスを高めるのが狙い


 
ピクセラ<6731>は、同社のVR視聴アプリ「パノミル」を含めたVRライブ配信ソリューションをプラットフォーム化を発表した。まずはデジタルコンテンツの総合事業を展開するテクノブラッドとの企業コラボを行い、国内600店舗のインターネットカフェに設置しているVRコンテンツプラットフォーム「VIRTUAL GATE(バーチャルゲート)」へ「パノミル」の導入を行う。

パノミルは、これまでiOS、Android、GearVR、Daydream、oculus rift対応をしてきたが、今後は自社PIXELA Smart Boxを含むAndroid TVや、VRユーザーを多数抱えているPSVRへの対応を計画しているという。

今回の企業コラボによる展開では「ロケーションベースによるパノミル体験環境の提供」「パノミルの認知度アップ」「新規ユーザーの獲得」などを挙げている。体験可能なユーザーやロケーションを増やすことにより、パノミルを活用したVRライブ配信プラットフォームとして、VRライブ配信を検討している企業や団体などに高品質なコンテンツを提供するプラットフォームの提案をしていくとのこと。

今後、プラットフォーム利用に対する課金や配信規模拡大に備え、国内 1,800店舗、韓国 10,000店舗への導入を目指す、と説明している。