コナミ、第1四半期はソーシャルゲーム等が好調で営業益144%増の70億円
コナミ<9766>は、本日(8月4日)、第1四半期(4月~6月期)の連結業績(米国会計基準)を発表し、売上高及び営業収入549億1500万円(前年同期比3.3%増)、営業利益70億2400万円(同144.0%増)、税引前四半期純利益67億0600万円(同173.5%増)、株主に帰属する四半期純利益40億4300万円(同219.7%増)だった。
主力のデジタルエンタテインメント事業が好調だったことが主な増益要因となったようだ。セグメント別損益では、売上高261億0200万円(同4.3%増)だったものの、営業利益が60億5900万円(同158.2%増)と前年同期の23億4700万円から倍以上に伸びた。
同社では、ソーシャルゲームの「ドラゴンコレクション」や「戦国コレクション」、「プロ野球ドリームナイン」が好調に推移したほか、家庭用ゲームソフト「プロ野球スピリッツ2011」が堅調に推移した、としている。
ソーシャルゲームに焦点を絞ると、「ドラゴンコレクション」は、登録者数が300万人を突破し、全体ゲームランキングでも37週連続総合1位を獲得。6月にはスマートフォン向けの配信を開始し、フィーチャーフォン版との対戦や協力プレー、機種変更時のデータ引継による継続プレーも可能にしている。
また、昨年12月より「Mobage」で配信を開始した「戦国コレクション」も、登録者数が150万人を突破しランキングの上位を維持している。このほか、4月より「GREE」で配信を開始した「プロ野球ドリームナイン」も登録者数が100万人を突破し、全体ゲームランキングでも「ドラゴンコレクション」に続く11週連続で2位となった。
2012年3月期は、売上高及び営業収入2580億円(前期比変わらず)、営業利益260億円(同25.1%増)、税引前四半期純利益240億円(同25.8%増)、株主に帰属する四半期純利益140億円(同8.2%増)を見込む。
会社情報
- 会社名
- 株式会社コナミデジタルエンタテインメント
- 設立
- 2006年3月
- 代表者
- 代表取締役会長 東尾 公彦/代表取締役社長 早川 英樹
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1940億1100万円、営業利益336億4700万円、経常利益348億9300万円、最終利益278億2800万円(2023年3月期)
会社情報
- 会社名
- コナミグループ株式会社
- 設立
- 1973年3月
- 代表者
- 代表取締役会長 上月 景正/代表取締役社長 東尾 公彦
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高3603億1400万円、営業利益802億6200万円、最終利益591億7100万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム(ロンドン証券取引所にも上場)
- 証券コード
- 9766