LINE<3938>は、ゲームサービス「LINE GAME」の開発などに使用されている機能がラインアップされた「LINE GAME PLATFORM(ラインゲームプラットフォーム)」において、セキュリティサービス「AIR(Active Incident Response)」のアップデートを行い、世界各国のゲームタイトルで導入可能になったことを発表した。
「LINE GAME PLATFORM」は、LINEが提供する各ゲームタイトルの開発などに使用されている機能の総称で、ゲーム内での様々な機能を保有する「PION」、分析サービス「GROWTHY」、クラウド環境を提供する「FUWA」、セキュリティサービス「AIR」、QA(品質保証のための)環境を提供する「QUATY」といった複数の機能をラインアップしている。
その中でセキュリティサービスとして展開する「AIR」は、アプリのセキュリティをチェックして問題点に対処できるように、診断・保護・モニタリングを一元化して管理することができる。モバイル環境における悪意のある行為からアプリを安全に保護し、ハッキングや急激に増加する不正行為を遮断して、安全なサービス環境の構築を可能とするサービスで、現在LINE GAMEから配信されているほぼ全てのゲームアプリに適用されており、その安全性が検証されている。
2018年3月から世界各国のゲームタイトルへ「AIR」を導入ができるようにアップデートを行い、世界進出を本格的にスタートした。
■「AIR」を構成する3つのサービスについて
「AIR」は、ゲームの安全性を診断する「AIR GO」、ゲームクライアントを保護する「AIR ARMOR」、不正行為のモニタリングが可能な「AIR EYE」の3つで構成されている。
■ゲームのセキュリティと安全性を診断する「AIR GO」
「AIR GO」は、アプリの安全性とセキュリティに関する問題点を把握し、対応することができるサービス。「AIR GO」では、Google Playのアプリ登録時の審査においてリジェクト理由に該当するセキュリティの脆弱性を確認することもできる。このためGoogle Playの審査にてリジェクトされるリスクを減少させ、開発会社の負担を軽減させることが可能となる。
【「AIR GO」によるGoogle play(日本)のリジェクト理由に該当する診断調査について】
Google Playから配信されているアプリTOP100を対象としたリジェクト理由別の検知数(※2018年2月時点)について、「AIR GO」で安全性の調査を実施した結果、Google play(日本)のセキュリティの脆弱性が原因となるリジェクト理由に当てはまると診断されたアプリの数は100アプリ中32アプリが該当し、リジェクト理由に当てはまると検知された事由の数は44個にのぼることがわかった。
■診断結果をもとにゲームクライアントを保護する「AIR ARMOR」
「AIR ARMOR」は独自のサービスと特許技術に基づき、悪意の攻撃からアプリを守り、対処できる強力なセキュリティシステム。「LINE GAME」からグローバルに展開されている80以上のゲームアプリに導入されており、ゲームハックや不正ツール(チートツール)、アプリの改変などの不正行為をリアルタイムでモニタリング、検知したり、難読化技術でアプリのコードを読みづらくして解析を防いだりすることで、脅威を阻止している。また、「AIR ARMOR」が収集した不正行為に関するログは全て「AIR EYE」(下述)に統合されて表示されるため、統計値をリアルタイムに一目で確認することも可能だ。
※「AIR ARMOR」の技術特許は2017年までにアメリカ、韓国、日本、PCTなど、全36件取得している。
【サンプル画像】
■アビューズ行為のモニタリングが可能な「AIR EYE」
「AIR EYE」ではアプリの改ざんや攻撃に対する多角的なモニタリングおよび追跡管理機能を提供し、アプリの整合性と外部からの攻撃を持続的に観察して、脅威に対応するセキュリティサービス。ユーザー、デバイス、アプリごとの多角的な追跡システムにより、固有識別子で攻撃を行ったユーザーとデバイスを追跡し、特定の期間に発生した攻撃を照会することができる。悪意のある攻撃を体系的に分類されビジュアル化されたデータにより、効率的に管理でき、不正プレイやゲームの改変を行うユーザーへの警告や処置をすることが可能となる。
【サンプル画像】
「LINE GAME PLATFORM」は、様々なジャンルのゲームコンテンツの開発・運用体制のさらなる強化を図るとともに、日本、韓国、タイ、台湾を中心としたグローバル展開を加速させ、ゲーム事業の成長およびLINEプラットフォーム全体の活性化を進めていく方針だ。
「LINE GAME PLATFORM」は、LINEが提供する各ゲームタイトルの開発などに使用されている機能の総称で、ゲーム内での様々な機能を保有する「PION」、分析サービス「GROWTHY」、クラウド環境を提供する「FUWA」、セキュリティサービス「AIR」、QA(品質保証のための)環境を提供する「QUATY」といった複数の機能をラインアップしている。
その中でセキュリティサービスとして展開する「AIR」は、アプリのセキュリティをチェックして問題点に対処できるように、診断・保護・モニタリングを一元化して管理することができる。モバイル環境における悪意のある行為からアプリを安全に保護し、ハッキングや急激に増加する不正行為を遮断して、安全なサービス環境の構築を可能とするサービスで、現在LINE GAMEから配信されているほぼ全てのゲームアプリに適用されており、その安全性が検証されている。
2018年3月から世界各国のゲームタイトルへ「AIR」を導入ができるようにアップデートを行い、世界進出を本格的にスタートした。
■「AIR」を構成する3つのサービスについて
「AIR」は、ゲームの安全性を診断する「AIR GO」、ゲームクライアントを保護する「AIR ARMOR」、不正行為のモニタリングが可能な「AIR EYE」の3つで構成されている。
■ゲームのセキュリティと安全性を診断する「AIR GO」
「AIR GO」は、アプリの安全性とセキュリティに関する問題点を把握し、対応することができるサービス。「AIR GO」では、Google Playのアプリ登録時の審査においてリジェクト理由に該当するセキュリティの脆弱性を確認することもできる。このためGoogle Playの審査にてリジェクトされるリスクを減少させ、開発会社の負担を軽減させることが可能となる。
【「AIR GO」によるGoogle play(日本)のリジェクト理由に該当する診断調査について】
Google Playから配信されているアプリTOP100を対象としたリジェクト理由別の検知数(※2018年2月時点)について、「AIR GO」で安全性の調査を実施した結果、Google play(日本)のセキュリティの脆弱性が原因となるリジェクト理由に当てはまると診断されたアプリの数は100アプリ中32アプリが該当し、リジェクト理由に当てはまると検知された事由の数は44個にのぼることがわかった。
■診断結果をもとにゲームクライアントを保護する「AIR ARMOR」
「AIR ARMOR」は独自のサービスと特許技術に基づき、悪意の攻撃からアプリを守り、対処できる強力なセキュリティシステム。「LINE GAME」からグローバルに展開されている80以上のゲームアプリに導入されており、ゲームハックや不正ツール(チートツール)、アプリの改変などの不正行為をリアルタイムでモニタリング、検知したり、難読化技術でアプリのコードを読みづらくして解析を防いだりすることで、脅威を阻止している。また、「AIR ARMOR」が収集した不正行為に関するログは全て「AIR EYE」(下述)に統合されて表示されるため、統計値をリアルタイムに一目で確認することも可能だ。
※「AIR ARMOR」の技術特許は2017年までにアメリカ、韓国、日本、PCTなど、全36件取得している。
【サンプル画像】
■アビューズ行為のモニタリングが可能な「AIR EYE」
「AIR EYE」ではアプリの改ざんや攻撃に対する多角的なモニタリングおよび追跡管理機能を提供し、アプリの整合性と外部からの攻撃を持続的に観察して、脅威に対応するセキュリティサービス。ユーザー、デバイス、アプリごとの多角的な追跡システムにより、固有識別子で攻撃を行ったユーザーとデバイスを追跡し、特定の期間に発生した攻撃を照会することができる。悪意のある攻撃を体系的に分類されビジュアル化されたデータにより、効率的に管理でき、不正プレイやゲームの改変を行うユーザーへの警告や処置をすることが可能となる。
【サンプル画像】
「LINE GAME PLATFORM」は、様々なジャンルのゲームコンテンツの開発・運用体制のさらなる強化を図るとともに、日本、韓国、タイ、台湾を中心としたグローバル展開を加速させ、ゲーム事業の成長およびLINEプラットフォーム全体の活性化を進めていく方針だ。
会社情報
- 会社名
- LINE株式会社
- 設立
- 2019年12月
- 代表者
- 代表取締役社長 出澤 剛/代表取締役 慎 ジュンホ