Ubitusは、アメリカ・ジョージア州アトランタで開催されるSuperComputing24(SC24)において、ASUSとのコラボレーションにより最新のAI技術を発表する。11月13日に日本で開催されたNvidia AI Summitでの成功を受け、UbitusはAIアプリケーションの限界をさらに広げるため、AI搭載ロボット犬やバーチャルインフルエンサーなどの画期的な技術を展示。これらの最新技術は、Ubitusが目指す小売、医療、エンターテインメントなど多岐にわたる業界におけるAI活用の可能性を紹介するものとなる。
■AI搭載ロボット犬:家庭の癒しから業務アシスタントまで
NvidiaのJetson Orin エッジコンピューティングプラットフォームを搭載したロボット犬を紹介する。
この高度なロボット犬は、Ubitusが地域特性に合わせて開発した大規模言語モデル「UbiGPT」を活用している。多岐にわたる情報源から抽出された300億語以上のデータセットで訓練され、RAG(Retrieval-Augmented Generation)技術を活用して自然言語に対する非常に正確な応答が可能。
「お座り」「お手」「ダンス」といった音声指示に正確に反応し、対象物を視覚で識別、さらに複雑なコミュニケーションも対応可能となる。これにより、インタラクティブ性が必要なあらゆる場面で多目的ツールとしての活用が期待できる。
さらに、自然言語を使用することで家庭ではコンパニオンとして機能し、仕事の分野では物体を検知したり、配達の指示を受けたり、その他の専門的なタスクを遂行することが可能となる。
■世界をリードする「グリーンAIスーパーコンピューティングセンター」が革新的なアプリケーションをサポート
SC24で展示されるAI技術は、Ubitusのスーパーコンピューティングインフラ「Ubilink」によって支えられており、45 PFLOPs以上の性能を誇る。このインフラは、UbitusのAIモデルの性能、速度、精度を大幅に向上させている。
同センターは今年11月に世界のトップ25に入るAI計算センターとしてリストアップされ、アジア最大のグリーンエネルギーAI計算センターとなる予定。この成果は、持続可能で最先端なAI開発へのUbitusのコミットメントを示している。
■AIバーチャルインフルエンサー「Ubi-chan」が機能拡張してアップグレード
:ブースでのインタラクティブな見どころ
ロボット犬に加え、人気のAIバーチャルインフルエンサー「Ubi-chan」をASUSブースで展示。新機能を追加した「Ubi-chan」はASUSのコスチュームを着てインタラクティブなブースガイドとして登場する。来場者は「Ubi-chan」と自然な会話を楽しんだり、QRコードをスキャンしてデジタル写真撮影などを体験できる。
■AIアプリケーションの新たなマイルストーン
:イノベーションが業界の未来を牽引
AI搭載ロボット犬とバーチャルインフルエンサー「Ubi-chan」の展示は、AI技術分野におけるUbitusの技術の高さを示しており、産業の自動化や医療、小売、教育といった多様な分野でAIを活用するUbitusのビジョンを体現している。AIをさまざまな分野にシームレスに導入することで効率的な運営、顧客体験の向上、新たなビジネス機会の創出を可能にする。
■イベント情報
イベント名: SuperComputing24(SC24)
日程: 2024年11月18日~21日
場所: Georgia World Congress Center, Atlanta, USA
ASUSブース: #1716
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