日本一ソフト、次世代機向けに注力したため、1Qは減収・赤字継続

日本一ソフトウェア<3851>は、本日(8月5日)、第1四半期(4~6月期)の連結業績を発表し、売上高2億1100万円(前年同期比28.1%減)、営業損益5000万円の赤字(前年同期1500万円の赤字)、経常損益5100万円の赤字(同3200万円の赤字)、四半期純損益4100万円の赤字(同4800万円の赤字)だった。     同社では、『魔界戦記ディスガイア 2 PORTABLE PSP the Best』を発売したものの、「PlayStation Vita」や「Wii U」向けの高品質な新規タイトルの開発に注力したことが影響し、会社全体としては減収・赤字となったようだ。パッケージ事業の売上高は1億2500万円、営業損益3400万円の赤字だった。 他方、オンライン事業では、プレイステーションネットワークの障害でダウンロードコンテンツが販売できなかったが、Android向けゲームアプリ『無限魔界ディスガイア』の配信を行い、売上高3800万円、営業利益2500万円だった。またライセンス事業は、ドリコムとの共同事業であるGREE『ビックリマン』が好調だったことから、売上高1900万円、営業利益1600万円だった。 2012年3月期は、売上高22億8800万円(前期比3.2%増)、営業利益1億0700万円(同66.0%減)、経常利益9700万円(同68.1%減)、当期純利益5900万円(同74.0%減)を見込む。