エヌ・シー・ジャパンは、4月13日、日本国内をターゲットとしたスマートフォン向けモバイルゲームの自社開発スタジオ「LIONSHIP STUDIO(以下、ライオンシップスタジオ)」の第一弾タイトルとなる『クロノ ブリゲード』の完成披露の宴を開催した。
当日は、ステージでゲーム紹介や新情報発表を行ったほか、会場にはフォトスポットやコラボメニューが用意されていた。本稿では、その模様をレポートしていく。
ステージが始まると、まずはMCを務めるアナウンサーの吉田尚記さん、LIONSHIP STUDIO代表で『クロノ ブリゲード』プロデューサーの小川陽二郎氏が登壇。下記の最新PVを公開した。
●【クロノ ブリゲード】プロモーションビデオ(事前登録受付中)
▲ニッポン放送アナウンサーの吉田尚記さん(写真左)と、LIONSHIP STUDIO代表で『クロノ ブリゲード』プロデューサーの小川陽二郎氏。
小川氏によると、『クロノ ブリゲード』では、記憶を媒介に時を巻き戻すことができる「時の旅団(クロノ ブリゲード)」と呼ばれる人々が時間に干渉しながら世界の争いを止めていくという物語が展開するという。物語は主人公であるライトが記憶を失ったところから始まり、10章~9章~8章……と巻き戻っていく構成になっているのが特徴的だと話した。
▲写真左から3人目が主人公のライト。
▲こちらは主人公たちに力を貸してくれるカードたち。ビジュアルは、額縁をリッチにしてキャラが飛び出してくるようなデザインというコンセプトのもと作成されている。また、実機ではイラストが動くなどグラフィックにはかなりのこだわりがあるようだ。
上記で紹介されたカードのように、今までにないデザインが提案されたのにはスタジオ独自の考えが根幹にある。LIONSHIP STUDIOでは、日々、既成概念を覆していこうという考えのもとゲーム制作が進められていると小川氏は語った。
▲冒険の舞台となるフィールドも公開された。今回、紹介されたマップはごく一部とのこと。
ここからはバトルシステムを紹介。バトルは、各ターン30秒の制限時間以内に、3枚の手札(ソウルカード)から選択。敵味方全てで選択されたカードの中から数字が低い順に行動が実行されていくため、如何に敵より早く攻撃するかが大事になるという。
▲自身のデッキは10枚のソウルカードで構築される。
ただし、全員が同じタイミングでカードを選択するため、同じ数字が重なってしまうことも考えられる。本作では同じ数字が重なることを「バッティング」と呼び、重なった数字のカードは敵味方問わずダメージが半減されてしまう。味方と数字が重ならないようにすることはもちろん、あえて敵と同じ数字を出してダメージを減少させるなど、仲間との連携が勝利の鍵となる。
さらに、バッティングすることでメリットが得られるカードも。バッティングした相手の攻撃力を上げる「アッパー」や、バッティングしても自分のダメージが減らない「ブロック」によってゲームにより戦略性が生まれている。誰がどのスロットに、何のカードを出すかという共闘がリアルタイムに楽しめるため、小川氏は「できれば、みんなで集まって声を出し合いながら遊ぶのが一番オススメです」とコメントした。
続いては、YouTubeのクロノ ブリゲード公式チャンネルにて、毎週土曜日に配信されている「週刊 みんなで!クロブリ」の出演者である、アリア役の福島亜美さん、COJITASE THE TRIPの217さん、あすぱらさん、神聖かまってちゃんのちばぎんさんがゲストとして登壇。実機プレイを交えながらゲームの紹介を行った。
▲『クロノ ブリゲード』でアリア役を務め、「週刊 みんなで!クロブリ」ではMCも担当する福島亜美さん。
▲COJITASE THE TRIPの二人は、普段から同じアプリで対戦や協力を楽しんでいるという話もあり仲の良さが伺えた。217さん(写真左)と、あすぱらさん(写真右)。
▲ロックバンドである神聖かまってちゃんのベースを担当しているちばぎんさん。ゲームス好きが高じて今回のオファーに至ったとのこと。
まずはリリース直後から実施されるというリリース記念ガチャを引いてみることに。キャラのレアリティは☆5が上限であることが明かされた。
▲「週刊 みんなで!クロブリ」内で217さんが名付け親となった☆4の「ササノ」が登場!
▲入手したカードで早速デッキ編成。10枚のカードで構成されるデッキにはビンゴという概念があり、縦や横のラインを属性や国で揃えることで「コンボ」が完成してカードの威力が上がる。
そしていよいよバトルへ。この日のために用意されたマルチクエスト「クロブリ完成記念クエスト」に、ゲストの4人でチャレンジした。
バトルの最中は「2のブロックで敵の攻撃力ダウンします」、「9のアッパーありますか?」といった声が激しく飛び交い、先ほど紹介された"ワイガヤ感"というのが見事に実現されていることが伺えた。
▲実際に声が届かないオンライン上では、シールを使用したり、自分のカードを見せることで相手とのコミュニケーションを図ってほしいとのこと。
▲タイムライン上に出現する「爆弾」は、バッティングしていないところで爆発するギミックとなっている。
見事、クエストをクリアできたところでゲーム紹介コーナーは終了となった。なお、「週刊 みんなで!クロブリ」は下記のURLから視聴可能となっている。
●クロノ ブリゲード公式チャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCTwzVOYUok_hb9OL9MCB-cA
そのほか、新情報として芸人のマテンロウが出演するWeb限定CMが公開された。
【クロノ ブリゲード】特別映像15秒【マテンロウ】
▲撮影を終えたマテンロウの二人から『クロノ ブリゲード』について「シンプルだけど戦略性もあって楽しい」、「男女2対2で遊びたい」というコメントも。
最後は、主人公であるライト役の小野賢章さん、ライトの幼馴染であるリズ役の植田佳奈さん、ウルズ王国の王女であるパルテナ・ナナ役の名塚佳織さんの3名をゲストに迎えて声優コーナーへ。
新しいゲームに望む際の気持ちを問われた小野さんは「演じる中でプレッシャーはありましたし、凄く気合が入りました。ストーリーが変わった構成になっているので、苦労しながら演じさせていただきました」とコメント。本作のシナリオには植田さんも驚いたようで「台本をもらったときに冒頭から面食らうようなギミックが用意されていて、キャストをこんなに驚かせるシナリオは中々お目にかかることがないので、私の期待以上のものができそうだなというワクワクを抱きながらアフレコさせていただきました」と話した。一方、名塚さんは「最近はこんなに可愛らしいお姫さまの役をいただくこともなくなってきたので、最後までこの可愛い感じのままたどり着けるのだろうか? 何かあるんじゃないかと疑いながら台本を読んでいました」と、トークに花を咲かせた。
▲ライト役の小野賢章さん。
▲リズ役の植田佳奈さん。
▲パルテナ・ナナ役の名塚佳織さん。
さらに、ゲーム画面に合わせて声優陣が朗読を行い、冒頭のシナリオを再現するスペシャルスキットが披露された。
スペシャルスキット終えた小野さんは、10章から遡っていくというストーリー構成上「クライマックスなのにライトは記憶がなくてフワフワしている状態で、僕自身もこれが正解なのかということが分からないという中、不安と戦いながら演じていました」とコメント。これに小川氏は、ライトと小野さん、ゲームを始めたプレイヤーの気持ちを近付けることで「俺の置かれている立場は一体何だろう」ということを伝えたいという狙いがあると説明した。
ゲストの3人が降壇した後は、いよいよ気になるリリース日を発表。2018年4月18日より『クロノ ブリゲード』が配信開始されることが発表され、リリース日発表を記念したケーキが会場に運び込まれた。
▲リリース日発表記念ケーキ。
本イベントの最後には、『クロノ ブリゲード』公式Twitterアカウントをフォローしたうえで下記の対象ツイートをRTすると、メインキャストのサイン入りパネルが抽選で5名にプレゼントされるキャンペーンを実施することが発表された。
●対象ツイートはこちら
https://twitter.com/CHRONOBRIGADE/status/984667379123630080
▲メインキャストのサイン入りパネル。
(取材・文 編集部:山岡広樹)
■『クロノ ブリゲード』
© NCJAPAN,2017
会社情報
- 会社名
- エヌ・シー・ジャパン株式会社
- 設立
- 2001年9月
- 代表者
- 代表取締役 金 澤憲(キム・テクホン)