Supercellは、4月24日、リアル対戦型モバイルカードゲーム『クラッシュ・ロワイヤル』の公式eスポーツリーグ「クラロワリーグ」において、「クラロワリーグ アジア」日本4チームのプロ選手発表会を実施した。
本イベントには、Supercell eスポーツ アジア担当・殿村博氏、各チームの監督と代表選手が登壇。4月27日の開幕に向けて意気込みを語った。本稿では、その模様をお届けする。
■「クラロワリーグ アジア」が4月27日に開幕 国内チームの初戦は4月29日に
▲Supercell eスポーツ アジア担当・殿村博氏
殿村氏が登壇すると、まずは4月27日より開幕する「クラロワリーグ」の概要説明へ。
本大会は、プレイヤー数などによって決定された(北米、ヨーロッパ、アジア、中国、ラテンアメリカ)5つの地域によるリーグ大会。各団体には4~6名のプロ選手が所属し、地域毎に8~12チームでトップを競うこととなる。トップチームは世界一決定戦へ進むことができ、世界一決定戦を含むボーナス総額はおよそ1億円。アジア地域でのトップチームへのボーナス総額は2000万円となっている。
日本4チームが属する「クラロワリーグ アジア」は、日本・韓国・その他アジア諸国と地域(中国を除く)で成り立っており、合計12チームでの対戦が繰り広げられる。
▲日本チームの初戦は4月29日に決定。初戦は国内チーム同士で勝敗を決する。
大会概要の紹介を終えると、日本4チームの紹介に移った。
●DetonatioN Gaming
▲写真左から、ピラメキ選手、koo選手、監督兼選手のLewis選手
DetonatioN Gamingは、Lewis選手、koo選手、ピラメキ選手、まつもとん選手の4名によるチーム。チーム監督はLewis選手が兼任する。チーム方針については、Lewis選手が「自身が監督ではあるが、チーム方針などはチーム一体となって決めていく」と発表。
16歳ながらローカルランキング1位のkoo選手は、「未来の16歳の目標となれるような存在になりたい」と意気込みを語った。また、Lewis選手は、PONOS Sportsのライキジョーンズ選手と同じクランで大会に出場した経験もあるとのことで、相手として戦えることを楽しみにしていると対抗心を燃やしていた。
●FAV Gaming
▲写真左から、RAD選手、けんつめし選手、おこめちん監督
FAV Gamingは、Oz選手と焼き鳥選手、そして過去のクラロワ公式イベントなどの実績を踏まえてプロ選手になることのできる特別選手枠からRAD選手、けんつめし選手の4名チームとなった。チーム監督はファミ通App編集部で自身もクラロワプレイヤーであるおこめちん氏が務める。
おこめちん監督はチームスローガンは「Fun and Victory(楽しんで勝つ)」であり、その頭文字がチーム名であると説明。また、長いシーズンでの戦いになることから「辛い逆境でも下を向かず、前を向いて戦い抜けるチームにしたい」とチーム方針を述べた。
●GameWith
▲写真左からshun選手、アマテラス選手、大庭仙充監督
GameWithは、アマテラス選手とユイヒロ選手、KK19212選手、shun選手の4名によるチーム。監督は大庭仙充氏が務める。
大庭氏は「選手の若さを武器に、様々な経験を吸収して強くしていきたい」とチームの対応力の高さをアピール。また、初戦の相手でもあるDetonatioN GamingとFAV Gamingは特に負けたくない相手だと紹介。初戦から勝つことで勢いをつけたいと4月29日への抱負を語った。
●PONOS Sports
▲写真左から、ライキジョーンズ、フチ選手、監督兼選手のみかん坊や選手
PONOS Sportsは、みかん坊や選手、フチ選手、天GOD選手、ライキジョーンズ選手の4名によるチーム。監督は選手でもある、みかん坊や選手が兼任する。
みかん坊や選手は「プロとして勝ちにこだわり、全力で挑むのは当然として、楽しむことを第一にその楽しさが伝わるようなプレイを行いたい」と方針を語った。
フチ選手は自身の大会経験から「海外との差の1つに分析力があると思う。国内外問わずに、情報収集に力を入れてリーグ戦の勝利に繋げたい」と自身の戦術について述べた。
イベントの最後には殿村氏から今後の展望が語られた。リーグ開幕後は毎週の火曜日、木曜日にリーグの映像コンテンツをアップロードする予定となっている。火曜日には選手紹介がメインとなる映像を、木曜日には先週の試合のダイジェストがメインとなる映像がアップロードされる。また、Youtuberなどコミュニティの力を借りることも検討していると公開し、発表会は幕を下ろした。
■『クラッシュ・ロワイヤル』
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