ソニーのゲーム事業、18年3月期は営業益30%増の1775億円…高採算のPS4ソフトのネット販売が伸長、有料会員サービス「PSプラス」会員増も寄与

ソニー<6758>は、本日4月27日発表した2018年3月期の連結決算(SEC基準)で、ゲーム&ネットワークサービスの売上高が前の期比で17.8%増の1兆9438億円、営業利益が同30.8%増の1775億円と大幅な増益を達成したことを明らかにした。

同社によると、高採算の「プレイステーション 4」ソフトのネットワーク販売が伸びたことに加えて、為替の円安、有料会員サービス「プレイステーション プラス」の加入者数の増加などが主な増収増益要因となったとのこと。

2019年3月期について、売上高は前期比2.3%減の1兆9000億円、営業利益は7.0%増の1900億円と減収・増益を見込む。

同社では、売上高についてはハードウェアの減収や為替の影響がマイナスになると見込んでいるという。他方、「プレイステーション 4」ソフトのネットワーク販売が引き続き伸びるため、セグメントとしては営業増益となる、とした。
 
ソニーグループ株式会社
https://www.sony.com/ja/

会社情報

会社名
ソニーグループ株式会社
設立
1946年5月
代表者
代表執行役会長CEO 吉田 憲一郎/代表執行役社長COO兼CFO 十時 裕樹
決算期
3月
直近業績
売上高及び金融ビジネス収入13兆207億6800万円、営業利益1兆2088億3100万円、税引前利益1兆2686億6200万円、最終利益9705億7300万円(2024年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
6758
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