【決算カレンダー】1~3月決算発表も佳境入り…発表集中日は5月10日 『スクフェス』依存解消のKLabに関心 前期業績給変貌のアエリアは15日に1Q決算発表
ゴールデンウイークも明けて、1~3月決算の発表もいよいよ佳境を迎える。ここまで発表してきた企業を見ると、ガンホー<3765>やAiming<3911>など、スマートフォン向けゲームを主力とする企業は苦戦が目立っている印象だ。
今回取り上げる分で3月本決算を迎える主なゲーム株は、5月8日にカプコン<9697>、9日にバンダイナムコHD<7832>、10日にミクシィ<2121>とDeNA<2432>、ドリコム<3793>、アカツキ<3932>、マーベラス<7844>、コナミHD<9766>、11日にセガサミーHD<6460>、スクエニHD<9684>などとなっており、本決算発表銘柄も多い10日が決算発表の集中日となっている。
なお、Social Game Infoでは、この決算発表後半戦も引き続きも決算記事を随時更新していくほか、決算説明会のレポートも引き続き、リソースの許す限り行っていく方針だ。
前回2017年12月期の第4四半期に売上高と営業利益がともに四半期ベースで過去最高業績となるなど、『キャプテン翼 ~たたかえドリームチーム~』と『うたの☆プリンスさまっ♪ Shining Live』のヒットで、『ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル』への依存度が高い状況からの脱却が進んだことが大きい。この第1四半期は新たなタイトルのリリースはなかったが、こうした事業構造をしっかりと継続できているかどうかをしっかりと確認しておきたいところ。
2017年度は主力タイトル『A3!(エースリー)』の躍進とともに、業績も急変貌を遂げる展開となった。この第1四半期はさすがにそこまでの急拡大局面が続く可能性は薄いと思われるが、持続的に高収益を上げる体制が構築できているのかは注目されるポイントだ。前回の2017年2月期第4四半期決算は、積極的な広告宣伝費の投下や新作への投資などで利益率が低下したが、特に広告宣伝投資の効果がこの四半期で享受できているのかもしっかりとチェックしたい。
ポジティブとは言えない面から注目しておく必要があるのは同社だろう。3月に発生した不正アクセス問題が今も完全には解決となっていない状況にあるなど長期化しており、業績への多大な影響が出てしまうことは否定できないところ。また、サービスが止まっていたタイトルの復旧後のユーザー復帰状況や、新たなタイトル取得に対する影響など様々な要素が今後の課題としても残りそうで、今後の事業展望を会社側としてどう描いているのかあらためて確認する必要があるだろう。
今回取り上げる分で3月本決算を迎える主なゲーム株は、5月8日にカプコン<9697>、9日にバンダイナムコHD<7832>、10日にミクシィ<2121>とDeNA<2432>、ドリコム<3793>、アカツキ<3932>、マーベラス<7844>、コナミHD<9766>、11日にセガサミーHD<6460>、スクエニHD<9684>などとなっており、本決算発表銘柄も多い10日が決算発表の集中日となっている。
なお、Social Game Infoでは、この決算発表後半戦も引き続きも決算記事を随時更新していくほか、決算説明会のレポートも引き続き、リソースの許す限り行っていく方針だ。
■【注目銘柄①】KLab<3656>
前回2017年12月期の第4四半期に売上高と営業利益がともに四半期ベースで過去最高業績となるなど、『キャプテン翼 ~たたかえドリームチーム~』と『うたの☆プリンスさまっ♪ Shining Live』のヒットで、『ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル』への依存度が高い状況からの脱却が進んだことが大きい。この第1四半期は新たなタイトルのリリースはなかったが、こうした事業構造をしっかりと継続できているかどうかをしっかりと確認しておきたいところ。
■【注目銘柄②】アエリア<3758>
2017年度は主力タイトル『A3!(エースリー)』の躍進とともに、業績も急変貌を遂げる展開となった。この第1四半期はさすがにそこまでの急拡大局面が続く可能性は薄いと思われるが、持続的に高収益を上げる体制が構築できているのかは注目されるポイントだ。前回の2017年2月期第4四半期決算は、積極的な広告宣伝費の投下や新作への投資などで利益率が低下したが、特に広告宣伝投資の効果がこの四半期で享受できているのかもしっかりとチェックしたい。
■【注目銘柄③】マイネット<3928>
ポジティブとは言えない面から注目しておく必要があるのは同社だろう。3月に発生した不正アクセス問題が今も完全には解決となっていない状況にあるなど長期化しており、業績への多大な影響が出てしまうことは否定できないところ。また、サービスが止まっていたタイトルの復旧後のユーザー復帰状況や、新たなタイトル取得に対する影響など様々な要素が今後の課題としても残りそうで、今後の事業展望を会社側としてどう描いているのかあらためて確認する必要があるだろう。
発表予定日 | コード | 会社名 | 決算期末 | 種別 |
5月7日 | 6050 | イー・ガーディアン | 9月 | 2Q |
5月8日 | 2122 | インタースペース | 9月 | 2Q |
5月8日 | 2461 | ファンコミュニケーションズ | 12月 | 1Q |
5月8日 | 2497 | ユナイテッド | 3月 | 本決算 |
5月8日 | 3624 | アクセルマーク | 9月 | 2Q |
5月8日 | 3639 | ボルテージ | 6月 | 3Q |
5月8日 | 9478 | SEHD&インキュベーションズ | 3月 | 本決算 |
5月8日 | 9697 | カプコン | 3月 | 本決算 |
5月9日 | 3668 | コロプラ | 9月 | 2Q |
5月9日 | 7832 | バンダイナムコHD | 3月 | 本決算 |
5月9日 | 8154 | 加賀電子 | 3月 | 本決算 |
5月9日 | 9409 | テレビ朝日HD | 3月 | 本決算 |
5月9日 | 9984 | ソフトバンク | 3月 | 本決算 |
5月10日 | 2121 | ミクシィ | 3月 | 本決算 |
5月10日 | 2138 | クルーズ | 3月 | 本決算 |
5月10日 | 2389 | オプトHD | 12月 | 1Q |
5月10日 | 2432 | ディー・エヌ・エー | 3月 | 本決算 |
5月10日 | 3656 | KLab | 12月 | 1Q |
5月10日 | 3659 | ネクソン | 12月 | 1Q |
5月10日 | 3664 | モブキャスト | 12月 | 1Q |
5月10日 | 3672 | オルトプラス | 9月 | 2Q |
5月10日 | 3698 | CRI・ミドルウェア | 9月 | 2Q |
5月10日 | 3723 | 日本ファルコム | 9月 | 2Q |
5月10日 | 3793 | ドリコム | 3月 | 本決算 |
5月10日 | 3932 | アカツキ | 3月 | 本決算 |
5月10日 | 4676 | フジ・メディアHD | 3月 | 本決算 |
5月10日 | 7844 | マーベラス | 3月 | 本決算 |
5月10日 | 9401 | 東京放送(TBS)HD | 3月 | 本決算 |
5月10日 | 9404 | 日本テレビHD | 3月 | 本決算 |
5月10日 | 9433 | KDDI | 3月 | 本決算 |
5月10日 | 9449 | GMOインターネット | 12月 | 1Q |
5月10日 | 9468 | カドカワ | 3月 | 本決算 |
5月10日 | 9766 | コナミHD | 3月 | 本決算 |
5月11日 | 2433 | 博報堂DYHD | 3月 | 本決算 |
5月11日 | 2489 | アドウェイズ | 3月 | 本決算 |
5月11日 | 2767 | フィールズ | 3月 | 本決算 |
5月11日 | 3676 | ハーツユナイテッドグループ | 3月 | 本決算 |
5月11日 | 3851 | 日本一ソフトウェア | 3月 | 本決算 |
5月11日 | 4777 | ガーラ | 3月 | 本決算 |
5月11日 | 6460 | セガサミーHD | 3月 | 本決算 |
5月11日 | 6736 | サン電子 | 3月 | 本決算 |
5月11日 | 7867 | タカラトミー | 3月 | 本決算 |
5月11日 | 9684 | スクウェア・エニックスHD | 3月 | 本決算 |
5月14日 | 3689 | イグニス | 9月 | 2Q |
5月14日 | 3904 | カヤック | 12月 | 1Q |
5月14日 | 4295 | フェイス | 3月 | 本決算 |
5月14日 | 4816 | 東映アニメーション | 3月 | 本決算 |
5月14日 | 6033 | エクストリーム | 3月 | 本決算 |
5月14日 | 6238 | フリュー | 3月 | 本決算 |
5月15日 | 3686 | ディー・エル・イー | 6月 | 3Q |
5月15日 | 3758 | アエリア | 12月 | 1Q |
5月15日 | 3928 | マイネット | 12月 | 1Q |
5月15日 | 4324 | 電通 | 12月 | 1Q |
5月15日 | 4344 | ソースネクスト | 3月 | 本決算 |
5月15日 | 4644 | イマジニア | 3月 | 本決算 |
会社情報
- 会社名
- 株式会社アエリア
- 設立
- 2002年10月
- 代表者
- 代表取締役会長 長嶋 貴之/代表取締役社長 小林 祐介
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高226億7100万円、営業利益4億7300万円、経常利益7億5200万円、最終利益4億8000万円(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3758
会社情報
- 会社名
- KLab株式会社
- 設立
- 2000年8月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 森田 英克/代表取締役副会長 五十嵐 洋介
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高107億1700万円、営業損益11億2700万円の赤字、経常損益7億6100万円の赤字、最終損益17億2800万円の赤字(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3656
会社情報
- 会社名
- 株式会社マイネット
- 設立
- 2006年7月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 岩城 農
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高87億1700万円、営業利益1億6800万円、経常利益1億2500万円、最終利益1億4300万円(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3928