Valve、Steam内のゲームをスマホでプレイする『Steam Link』を5月21日に配信 据え置きPFの戦いはモバイルを巻き込み激化へ

Valveは、スマートフォン向けのアプリを2つを発表した。1つは『Steam Link』でSteam内のゲームをストリーム経由で表示しスマートフォンで遊ぶアプリとなる。配信は5月21日を予定している。もう一つの『Steam Video』は、今夏配信予定で様々な映画や番組を楽しめるアプリになるという。

『Steam Link』は、WindowsやMacを母艦として、ストリーム経由で映像をスマートフォンに表示しプレイできる。対応端末は、Android ベースのスマートフォン、タブレット、TVとiOSベースの iPhone、iPad、Apple TVとなる。

プレイの際には5Ghlz帯のWifiかか有線LANを使ったネットワークへの接続を必要としている。またプレイの際にはAndroidとiOS共にSteam ControllerやMFIコントローラに対応するという。

昨今コンシューマーゲーム機においても、任天堂の「Switch」が据え置きとモバイルを併せ持った端末として大ヒットし、「PlayStation4」を発売するSIEがPCやスマートフォンで外出先からゲームをプレイするアプリを公開するなど、ユーザーの体験時間を巡る争いが背景にある。今回、Steamという巨大なプラットフォームの参戦でさらに激化する見込みだ。