エイチーム<3662>は、6月8日、2018年7月期の第3四半期累計(8~4月)の連結決算を発表、売上高283億3800万円(前年同期比12.5%増)、営業利益38億900万円(同37.5%増)、経常利益38億5200万円(同37.1%増)、最終利益26億5000万円(同44.2%増)となった。
ライフスタイルサポート事業とEC事業の繁忙期需要が功を奏し、売上高が増加した。また、利益の増加については、主にライフスタイルサポート事業の寄与によるものとなっている。
各セグメントごとの状況は以下の通り。
①エンターテインメント事業…売上高125億1100万円(前年同期比11.7%減)、セグメント利益29億4900万円(同15.7%増)
第3四半期連結会計期間は、新規タイトルのリリースに向けて注力した。既存タイトルについては、全体として減収傾向にあり、売上が前年同四半期比で減少した。一方、セグメント利益については、売上トレンドを見据えながら広告費を抑制し、効率的な運用を実施したため、前年同四半期比で増益となった。
なお、2018年5月21日に新規ゲームアプリ、一騎当千!爽快バトルRPG『三国BASSA!!』をリリースし、同月25日より課金を開始した。期初計画からは遅れてのスタートとなったが、プロモーションを実施しながら運営に注力している。また、『三国BASSA!!』のほかにも2019年7月期以降のリリースに向けて新規タイトルの開発に積極的に取り組んでいる。
②ライフスタイルサポート事業…売上高138億4800万円(同44.3%増)、セグメント利益23億1400万円(同63.8%増)
引越し・自動車関連事業は引き続き日々のサイトの改善、プロモーション活動などにより順調に利用者を増やした。ブライダル関連事業は、全国6エリアに12店舗のハナユメウエディングデスクを展開しており、継続して「ハナユメ定額ウエディング」「ハナユメフォト」などのブライダル周辺サービスを拡充しながら、サービスの品質向上に注力し、順調に利用組数を増やした。金融メディア事業はキャッシング・カードローン総合比較サイト「ナビナビキャッシング」に加え、クレジットカード比較・情報サイト「ナビナビクレジットカード」が寄与し、継続して安定的に成長した。さらに、住宅ローン比較・情報サイト「ナビナビ住宅ローン」およびFX比較・情報サイト「ナビナビFX」も順次立ち上げ、引き続き利用者数を伸ばしている。
第3四半期期間は、中でも引越し関連事業が引越し業界の人手不足による引越し料金の高騰ならびに3月の繁忙期需要が功を奏し、売上高が大幅に増加した。
③EC事業…売上高19億7800万円(同39.6%増)、セグメント損益1億9000万円の赤字(前年同期1億4600万円の赤字)
自転車専門通販サイト「cyma-サイマ-」は2013年12月にサービスを立ち上げて以来、フルフィルメント強化のため、段階的に投資を重ねてきた。当第3四半期連結累計期間においては、3月の繁忙期需要が高まり、前年同期比で売上高が増加した。
■売上高は四半期ベースで初の100億円大台乗せ
業績を四半期推移(QonQ)で見てみると、第3四半期期間(2~4月)の売上高は前四半期比12.0%増の102億6900万円、営業利益は同60.4%増の17億5300万円、経常利益は同62.0%増の17億7600万円、最終利益は同61.2%増の12億1700万円となった。売上高は四半期ベースで初の100億円の大台を突破した。季節要因が追い風となったライフスタイルサポート事業の引越し関連事業が大きく業績をけん引したようだ。
なお、2018年7月期通期の連結業績予想は、従来予想から変更なく、売上高400億円(前期比15.6%増)、営業利益47億円(同15.3%増)、経常利益47億円(同14.1%増)、当期純利益31億円(同20.2%増)の見込み。
ライフスタイルサポート事業とEC事業の繁忙期需要が功を奏し、売上高が増加した。また、利益の増加については、主にライフスタイルサポート事業の寄与によるものとなっている。
各セグメントごとの状況は以下の通り。
①エンターテインメント事業…売上高125億1100万円(前年同期比11.7%減)、セグメント利益29億4900万円(同15.7%増)
第3四半期連結会計期間は、新規タイトルのリリースに向けて注力した。既存タイトルについては、全体として減収傾向にあり、売上が前年同四半期比で減少した。一方、セグメント利益については、売上トレンドを見据えながら広告費を抑制し、効率的な運用を実施したため、前年同四半期比で増益となった。
なお、2018年5月21日に新規ゲームアプリ、一騎当千!爽快バトルRPG『三国BASSA!!』をリリースし、同月25日より課金を開始した。期初計画からは遅れてのスタートとなったが、プロモーションを実施しながら運営に注力している。また、『三国BASSA!!』のほかにも2019年7月期以降のリリースに向けて新規タイトルの開発に積極的に取り組んでいる。
②ライフスタイルサポート事業…売上高138億4800万円(同44.3%増)、セグメント利益23億1400万円(同63.8%増)
引越し・自動車関連事業は引き続き日々のサイトの改善、プロモーション活動などにより順調に利用者を増やした。ブライダル関連事業は、全国6エリアに12店舗のハナユメウエディングデスクを展開しており、継続して「ハナユメ定額ウエディング」「ハナユメフォト」などのブライダル周辺サービスを拡充しながら、サービスの品質向上に注力し、順調に利用組数を増やした。金融メディア事業はキャッシング・カードローン総合比較サイト「ナビナビキャッシング」に加え、クレジットカード比較・情報サイト「ナビナビクレジットカード」が寄与し、継続して安定的に成長した。さらに、住宅ローン比較・情報サイト「ナビナビ住宅ローン」およびFX比較・情報サイト「ナビナビFX」も順次立ち上げ、引き続き利用者数を伸ばしている。
第3四半期期間は、中でも引越し関連事業が引越し業界の人手不足による引越し料金の高騰ならびに3月の繁忙期需要が功を奏し、売上高が大幅に増加した。
③EC事業…売上高19億7800万円(同39.6%増)、セグメント損益1億9000万円の赤字(前年同期1億4600万円の赤字)
自転車専門通販サイト「cyma-サイマ-」は2013年12月にサービスを立ち上げて以来、フルフィルメント強化のため、段階的に投資を重ねてきた。当第3四半期連結累計期間においては、3月の繁忙期需要が高まり、前年同期比で売上高が増加した。
■売上高は四半期ベースで初の100億円大台乗せ
業績を四半期推移(QonQ)で見てみると、第3四半期期間(2~4月)の売上高は前四半期比12.0%増の102億6900万円、営業利益は同60.4%増の17億5300万円、経常利益は同62.0%増の17億7600万円、最終利益は同61.2%増の12億1700万円となった。売上高は四半期ベースで初の100億円の大台を突破した。季節要因が追い風となったライフスタイルサポート事業の引越し関連事業が大きく業績をけん引したようだ。
なお、2018年7月期通期の連結業績予想は、従来予想から変更なく、売上高400億円(前期比15.6%増)、営業利益47億円(同15.3%増)、経常利益47億円(同14.1%増)、当期純利益31億円(同20.2%増)の見込み。
会社情報
- 会社名
- 株式会社エイチーム
- 設立
- 2000年2月
- 代表者
- 代表取締役社長 林 高生
- 決算期
- 7月
- 直近業績
- 売上高239億1700万円、営業利益5億6200万円、経常利益6億900万円、最終利益9億5300万円(2024年7月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3662