【ゲーム株概況(6/18)】IR法案関連のセガサミーHDが高値更新 マイネットは大幅反発 アクセルマークやセレスは利益確定売りが先行

6月18日の東京株式市場では、日経平均株価は反落し、前日比171.42円安の2万2680.33円で取引を終えた。朝方に大阪北部を震源とした大きな地震が発生したことで、まずはその被害状況などを見極めたいとの見方から手控えムードが強い展開となった。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、全体市場と同じく全体にさえない動きが目立つ中で、セガサミーHD<6460>が一時2000円台に乗せるなど年初来高値を更新した。セガサミーHDは、6月15日にIR法案が衆院内閣委員会で可決されたことで、今後恩恵を受けることへの期待感が先行しているようだ。

また、マイネット<3928>が大幅反発した。マイネットは、6月14日にレベルファイブが提供・運営する乙女系本格ファンタジーRPG『オトメ勇者』を7月15日より共同運営(プロフィットシェアモデル)することを発表(関連記事)しており、サーバーへの不正アクセス問題後もタイトル取得が順調に進んでいることへの安心感が意識される格好となったもよう。

ほか、スクウェア・エニックスHD<3653>やバンダイナムコHD<7832>などもしっかり。

半面、6月14日に開発中のブロックチェーンゲーム第一弾『コントラクトサーヴァント -CARD GAME-』を発表(関連記事)したことで、アクセルマーク<3624>は利益確定売りに押される展開が続き、この日にグッドラックスリーと共同開発したブロックチェーンゲーム『くりぷ豚(トン)』のWEBブラウザ版とAndroidアプリ版を正式リリース(関連記事)したセレス<3696>も続落した。

ミクシィ<2121>やボルテージ<3639>、gumi<3903>は年初来安値を更新した。


■関連銘柄
セガサミーホールディングス株式会社
http://www.segasammy.co.jp

会社情報

会社名
セガサミーホールディングス株式会社
設立
2004年10月
代表者
代表取締役会長 里見 治/代表取締役社長 グループCEO 里見 治紀
決算期
3月
直近業績
売上高4678億9600万円、営業利益568億3600万円、経常利益597億7800万円、最終利益330億5500万円(2024年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
6460
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